2010年03月01日

ゆうばり国際ファンタで観た映画

 二泊三日の強行日程で、実質は二日目しか映画を観る時間は取れなかった(家庭持ちは自由がきかんのよ。仕事で行っているわけでもあるし)。で、以下を鑑賞。

 1.コリン
 2.灰土警部の事件簿・人喰い山
 3.二度と目覚めぬ子守唄
 4.少女椿
 5.第9地区

 1.は、自主制作の範疇を超えた、きちんとした映画。製作費7千円とうたっているが、実際は1千万円以上かかっているように見える。走らないゾンビも安心して観れるし、内臓・血しぶきもたっぷり。ロメロのゾンビファンなら一見の価値あり。

 2.は紙芝居アニメで、画は動かない。動かないはずの画だが、演出や音楽の効果で、まるで動いているように見えてしまう。観客の想像力をうまく刺激して、静止画を動画に錯覚させる作者の手腕が凄い。作者本人がつとめるナレーションや登場人物のせりふも、発声も良く、プロの声優のようだった。

 3.前々から観たいと思っていた1本。1人で作った作品なので、技術的には拙いところがあるが、観る者に強烈な衝撃と不快感を与える点では、比類なき傑作。

 4.これは原作もあり、作りもしっかりしたプロ的作品。音楽もJ・A・シーザーだし。ただ、今回の上映では映像にぼかしが入り、会場のギミックも桜吹雪のみなのが残念だった。以前、自主上映を観たときは、霧や煙がたちこめたり、クラッカーが鳴ったりと、ギミック満載だったのに。消防法などに抵触するのだろうか。

 5.これは大収穫。「アバター」と同じテーマを扱いながら、同作の100倍は面白く、感動する。舞台となるむせかえるよなスラム街は、そこに住む異性人の描写を丁寧に描いていて、「アバター」の端整なパンドラよりも、ずっとリアリティが出ていた。クライマックスの大バトルも、「アバター」より規模が小さいのにずっと迫力がある。内容さえ優れていれば3Dなんかいらないよ、という主張が感じられる作品だった。
 70年代に一時ブームになった南アフリカ映画も、知らないうちにハリウッド以上の進化を遂げていたんだね。

「第9地区」予告編↓


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容赦ないバイオレンス描写は「第9地区」に通じるスピリッツかも。
posted by 足ランティー脳 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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