2011年09月27日

湯殿山麓呪い村

 山村正夫の滝連太郎シリーズを角川が映画化。湯殿山麓の幽海上人の即身仏の調査にでかけた、私生活が乱れた大学講師が、奇妙な連続殺人に巻き込まれるというストーリー。
 横溝正史調のおどろおどろしい推理ものの形式を取っているが、ストーリーの整理ができておらず、本編は何をやっているのかまったく把握できない。トリックを途中で暴露してしまう下手さ、演出のまだるっこさは、かの悪名高き『この子の七つのお祝に』に勝るとも劣らない(そっちも角川映画か)。主人公を含め、真相を知るものが全員死んだにもかかわらず、真犯人が自殺するのも不満。理由は、自分と兄弟である男の子供を身ごもったための無理心中だが、それまでの伝奇ホラー的な展開と真逆の「火サス」展開に呆然。どうせ原作をグチャグチャにした映画なのだから、真犯人が近親相姦と知らず子供を生み、赤子が畸形で幽海上人のミイラと同じポーズをしているくらいの、「呪い村」に恥じぬラストにして欲しかった。

劇場で観て大後悔
監督 池田敏春
永島敏行/織本順吉/岩崎加根子/永島暎子/仙道敦子/青木義朗

予告編↓
posted by 足ランティー脳 at 10:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ヤ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
池田監督て映画界にいるのを後悔して暮らしたのかも。(収入悪いから)他の業界に移れなかったのかな。残念です。
Posted by 雨止み at 2012年04月16日 20:41
池田監督て映画界にいるのを後悔して暮らしたのかも。(収入悪いから)残念です。
Posted by 雨止み at 2012年04月16日 20:42
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