2012年02月03日

パッセージ・死の脱走山脈

 第二次大戦を舞台に、科学者の亡命を助けるピレネー山脈のガイドの活躍を描く戦争サスペンス。『ナバロンの要塞』の山岳版みたいな趣きもある一本。
 サスペンス場面の演出はまずまずだが、アクションになるとモタモタ。これはトンプソン監督の特徴でもあるので、しょうがないか(?) 内容もかなり暗く、娘がレイプされそうになり、助けが来るだろうと思っていると、そのまま犯されて終わりなど、予想を裏切る救いのない展開も。
 但し、ナチ親衛隊長を演じるM・マクダウェルの演技はすばらしく、レジスタンスを拷問して指をジョキジョキと(口でジョキジョキと言っている)ナイフで細切れにする場面は、背筋が凍る。その分、ラストではとんでもない死に様を期待していたが、あっさり死んでカタルシスに欠いた。変な幻想オチも、観客をドキリとはさせるが、本作の流れとしては必要ない。未公開やむをえなしの仕上がり。C・リーがジプシーの親分役で特別出演。

1983年12月11日 テレビ朝日「日曜洋画劇場」にて鑑賞
監督 J・リー・トンプソン
アンソニー・クイン(小松方正)/マルコム・マクダウェル(樋浦勉)/クリストファー・リー(?)

指きりシーン、ありますた↓
posted by 足ランティー脳 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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