2012年02月04日

戒厳令の夜

 五木寛之の原作を映画化したサスペンス。第二次世界大戦中、ドイツから日本へ密かに運ばれた有名画家の作品をめぐり、血みどろの事件が展開される。
 美術を学んだ青年・江間は、南米の画家ロペスの作品がバーに飾られているの見つけた。友人から、ロペスの画は戦時中にナチスに奪われたことを知らされる。彼がロペスの画を観たという右翼の大物・鳴海を尋ねると、その画は日本に密かに運ばれていると言う。その陰謀を白日にさらすべく、鳴海は部下とともに首相のいる会議場を占拠する。一方、鳴海にロペスの画を託すされた江間は、ロペスの国・ヌエバグラナダへと向かった。政府の影の実力者の命令により、会議場は爆破され全員死亡。ヌエバグラナダに着いた江間も、クーデターに巻き込まれ射殺されるのだった。
 日本映画離れしたジェットコースター的展開は大いに楽しいのだが、ラストも不条理で、暗い気持ちのままエンディングを迎えるのがトラウマ。スペインでのロケ・シーンは、画的にも迫力あり、作品の風格を高めている。鶴田浩二の力演もみどころ。樋口可南子のヌード・シーンは、当時話題になった。
 穴もいっぱいでヘンな作品なのだが、それゆえ印象に残る。二度も観てしまった。

1981年7月20日 TBS「月曜ロードショー」にて鑑賞
監督 山下耕作
伊藤孝雄/鶴田浩二/江間隆之/樋口可南子/佐藤慶/伊吹吾郎/長門勇/伊藤雄之助

オープニング↓
posted by 足ランティー脳 at 09:00| Comment(1) | TrackBack(0) | カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ラブシーンはそこそこ興奮しました。足ランティーノさんのブログ読むまでは映画の舞台は南米だと思ってました(笑)。
Posted by 雨止み at 2012年04月16日 15:56
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