2012年02月07日

悪魔の手毬唄

悪魔の手毬唄
 『犬神家の一族』の大ヒットで、東宝が金田一シリーズに参加表明。企画こそ角川春樹事務所だが、春樹は製作に名を連ねていない。実質的な東宝映画といって良いだろう。
 前作にあった、陰惨ななかにもトボけた明るさは皆無。まるでわざと曇天にばかり撮影したかのごとく、暗い画面が続く。焼け爛れた顔やじょうごをくわえた奇妙な死体など、怪奇趣味は前作にひけを取らない。市川監督、ホラー演出家としてもなかなかイケるぞ。
 一人二役や、隣三軒の父親に隠された秘密など、手の込んだトリックが面白い。ただ、クライマックスの金田一の推理が淡白で物足りなさが残る。もっと回想シーンを盛り込みつつ、ダイナミックに盛り上げてほしかった。

1981年12月26日 特別枠にて鑑賞
監督 市川崑
石坂浩二/岸恵子/若山富三郎/仁科明子/北公次/永島暎子/三木のり平/草笛光子/山岡久乃/加藤武

予告編↓
posted by 足ランティー脳 at 10:00| Comment(3) | TrackBack(0) | ア行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の故郷のヒーロー北公次がでてたのと足の中指が長いのの場面は覚えてます。
Posted by 雨止み at 2012年04月09日 19:45
これも観直したいと思っている作品です。北公次さんはあまり意識していなかったので、そのあたりにも注目しつつ再見したいですね。
Posted by 足ランティー脳 at 2012年04月10日 23:59
ご無沙汰しております

自分の金で大人の向けの映画を
映画館で観た最初の映画です

犬神家の一族の豪華なとこもええですが
あたしはこっちの方が好きです

若山さんの磯川警部が好きでした・・

NHKのBSで録画したのが
どこかにあるはずなので・・
探してみようかなあ・・

ビデオデッキ長いこと電源入れてないので
動くかどうか不安ですが・・(苦笑)

これの次の作品の獄門島は手元に転がってるんですが・・
Posted by dick-dastardly at 2012年04月12日 18:07
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