2012年02月28日

避暑地の異常な夜

 フランス製の劇場未公開サスペンス。日本ではCX「ゴールデン洋画劇場」の「未公開傑作選」の一本としてお目見えした。旅行中に暴走族に襲われ、気がついたら妻が犯され殺される。復讐に燃える男は、暴走族を追い詰めて殺すが、真犯人はまったく別の人物だったというストーリー。
 演出はなかなかの冴えをみせるところもあるが、脚本はダメダメ。トランティニャンのキャラは少々やりすぎで共感がもてないし、ドヌーヴ演じる妻もオツムが弱い女性に見えてしまう。ショットガンで暴走族を殺してしまうクライマックスも、その後の真相によって、恐らく過剰防衛になってしまうのでは…というわけで、後味が必ずしも良くはない。殺人のときの被害者の声をテープに録音して楽しむ真犯人のキャラ設定は面白かったが、ラストでいきなり暴露されるので唐突なのが残念。

1982年7月10日 CX「ゴールデン洋画劇場」にて鑑賞
監督 ジェラール・ピレス
ジャン=ルイ・トランティニャン(西沢利明)/カトリーヌ・ドヌーヴ/クロード・ブラッスール

オープニング↓
posted by 足ランティー脳 at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。確かに脚本ダメダメでした…。
ドヌーヴは妻の妹役ですね。
姉と姪っ子が亡くなったので駆けつけてくるのですが、
そこで酔っぱらったトランティニャンに「犯されて…」ってオイ!
主人公から、かなーり心が離れた瞬間でした。
でもその後、腹をくくって主人公と行動を共にするドヌーヴさんは、
心が強いのか、頭が弱いのか〜?

ラストは事件の真相が暴かれる一方で、
暴走族に一矢報いんとショットガンで待ち構える主人公…が、
結局撃つところまではいかなかったと思います。
その分、主人公がただの間抜けにも見えるという複雑なオチでした。

でもこの作品、ちょっと好きなシーンが有るのです。
レストランの若いカップル役で、ダニエル・オートゥイユが出演してますよね。
そこが仏男優二人のクロスポイントかと思うと面白いなぁ、と。
Posted by 独休庵 at 2012年03月02日 01:19
>ドヌーヴは妻の妹役ですね。
そうでしたか!今の今まで記憶違いをしていました(汗)。
トランティニャンが発砲している描写があったと思ったので、こちらも勘違いですかね。ただ、暴走族も主人公を襲っていたので、正当防衛になるのかな、と子供の頃は思っていました。
D・オートゥイユが出演していましたか。いまやフランスを代表する名優のひとりですが、こんな下積み時代もあったのかと興味深いですね。
Posted by 足ランティー脳 at 2012年03月05日 08:50
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/254481820

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。