2012年03月05日

シャーロック・ホームズの冒険

 名匠ビリー・ワイルダーによるホームズもの。謎の美女から夫探しの依頼を受けたホームズが、ネス湖のネッシーがからむ国際的事件に巻き込まれるというストーリー。
 ホームズの推理よりも、彼の日常生活のほうに重点が置かれている作り。ネッシーが新開発の潜水艦だったという設定が面白い。兄のマイクロフトは、ホームズよりも数段頭脳が優れているという設定も興味深い(つまり、ホームズは出来の悪い弟という扱い)。
 前半は軽快なコメディタッチだが、後半急に辛気臭い展開になるのが残念。本作もホームズのコカイン中毒の解釈があり、惚れたドイツの女スパイの死の知らせを受けたことが原因とされていた。

深夜放送にて鑑賞
監督 ビリー・ワイルダー
ロバート・スティーヴンス/コリン・ブレイクリー/クリストファー・リー(※メモに声優の記載なし)

予告編↓
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2012年02月29日

『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』DVD本日発売!

 『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』DVDが本日発売になりました! スリル、サスペンス、アクション、ロマンスと娯楽映画の要素がすべて詰まった傑作です。ホームズの宿敵モリアーティ教授についての驚愕の真実を、あなたは見破れるか!?

なお、本商品はallcinema SELECTIONのネット通販と、都内一部のアンテナショップのみで販売されます。amazonでは取り扱っていませんので、ご注意ください。

注文はこちらから→allcinema SELECTION

商品の詳細ページ→こちら

DVD用予告編↓
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2012年02月17日

サンバーン

 困った映画である。ストーリーがまったく整理されておらず、恐らくスタッフも分けが分からず参加していたと思われる。ここからは、自分が無い知恵を絞ったストーリー解説をしてみる。
 ソーレンという男が死に、保険調査員である主人公が調査にやってくる。調べるうちに、ソーレンが何者かに恐喝されていたことが分かる。理由は、彼は元・ナチスの一員で、かつてメキシコに特殊工作員として派遣されたが、捕虜になり脱走。その際、殺人を犯してしまったが、これが白日のもとにさらされると、ナチ・ハンターと被害者の遺族の両方に狙われることになる。それを暗黒街のボスであるゲラが知り、ソーレンをゆすりはじめた。そしてソーレンは自殺し、そのときの遺書を主人公が見つけ、めでたしめでたし。
 映画を観ていてストーリーが把握できなくなる原因は、展開がソーレンのパートと、ゲラのパートで完全に二分されている点。ミッキー・マウスの謎はほったらかしだわ、ゲラがどうなったのかも不明だわと、展開が穴だらけ。カーアクションはまあまあだが、サスペンスはてんでダメ。ファラーも、アンポンタンなのか聡明なのか分からない女性を演じている。
 本駄文が、作品を見直す際にストーリーを把握するためのガイダンスになれば幸いである。

1983年9月13日 CX「ゴールデン洋画劇場」にて鑑賞
監督 リチャード・C・サラフィアン
ファラ・フォーセット(小原乃梨子)/チャールズ・グローディン/アート・カーニー

予告編↓
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2012年02月15日

新Mr.Boo!アヒルの警備保障

 ベタなギャグの「Mr.Boo!」シリーズの新装開店版(タイトルだけ)。今回は、警備会社を舞台に、ホイ3兄弟が大騒動を繰り広げる。
 前3作品よりもストーリー構成はしっかりしていて、全体のまとまりは良い。ベタなギャグは相変わらずだが、広川太一郎の吹き替えで笑いは3割り増し。テンポも軽快で、パンチの弱い笑いも数で攻めてくるので、ボディブローのようにしだいに効いてくる。アクション描写も頑張っていて、シリーズで一番大作感がある。主題歌も良し。

1984年4月30日 CX「ゴールデン洋画劇場」にて鑑賞
監督 マイケル・ホイ
マイケル・ホイ(広川太一郎)/サミュエル・ホイ(富山敬)/リッキー・ホイ(安西正弘)

予告編↓
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2012年02月06日

『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』DVD予約受付スタート!

 オリジナルの“ホームズ”ものの大傑作『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』DVDが2月29日に発売が決定しました。それに伴い、現在予約を受け付け中です。

予約はこちらから→allcinema SELECTION

商品の詳細ページ→こちら

なお、本商品はallcinema SELECTIONのネット通販と、都内一部のアンテナショップのみで販売されます。amazonでは取り扱っていませんので、ご注意ください。

DVD用予告編↓
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2012年01月20日

007/リビング・デイライツ:テレビ朝日「日曜洋画劇場」版

 日曜洋画劇場で、吹き替えキャストを一新して制作されたバージョン。初回は15分プラスの拡大枠で、正味105分程度。
 ダルトンは鈴置洋孝で、抑えた低音ボイスでカッコイイのだが、ボンド特有の軽さとユーモアに欠く。こちらはTBS版の小川真司に軍配があがりそうだ。同じくJ・D・ベイカーの玄田哲章も、演技が真面目すぎるかな。J・クラッベの江原正士は、軽いノリのときと悪事をたくらむときの演じ分けがはっきりしていて、完全なコメディ・リリーフだった羽佐間道夫よりは、ワル度が上になっている。

監督 ジョン・グレン
ティモシー・ダルトン(鈴置洋孝)/マリアム・ダボ(深見梨加)/ジェローン・クラッベ(江原正士)/ジョー・ドン・ベイカー(玄田哲章)/ジョン・リス=デイヴィス(有本欽隆)/アート・マリック(小杉十郎太)/アンドレアス・ウィズニュースキー(諸角憲一)/デスモンド・リュウェリン(田口昂)/ロバート・ブラウン(大木民夫)

映像の抜粋↓
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2012年01月08日

女王陛下の007

 ショーン・コネリーの降板により、モデル出身のG・レーゼンビーが新ボンドに抜擢。だがスタッフとのトラブルなどにより、これ1本で終わってしまった。本作以前のシリーズと比べて興行成績もぱっとせず、シリーズでもいわくつきの作品。
 マイナス要素が結果に出てしまっているが、作品の完成度は高い。おそらく、シリーズ中で最も原作に忠実な作品でもある。P・ハントによる切れ味の鋭いアクション・シーンの数々は、映画史に残るハイレベルなものばかり。特に、クライマックスでのボブスレー上の格闘は、かなり危険で、よく死人が出なかったと思うほど。
 自ら陣頭指揮を取るブロフェルドや、ボンドを積極的に助ける“脱・お人形さん”的ボンド・ガールなど、大衆娯楽化しすぎたシリーズを、本来のスパイ・アクションに軌道修正しようと新しい試みが、ふんだんに盛り込まれている。
 が、ラストに新妻を亡くしたボンドの涙で終わるのは、原作通りとはいえ、007映画のファンにとっては当時はかなりショッキングだったと思う。007を観終わって暗い気持ちにはなりたくない、という心理はよく分かるし、それが当時ヒットしなかった原因のひとつでもあっただろう。しかし、ラスト・シーンさえ心の準備をしておけば、シリーズ屈指の傑作を存分に楽しむことは可能。
 吹き替えでは、広川ボンドが初登場。演技力がいまひとつのレーゼンビーを補って余りある声の名演。ダミ声のD・リグも田島令子の美声に、野太い粗野な声のT・サバラスも森山周一郎の冷徹な渋い声に変わり、作品の質まで大変化。これだから吹き替えは止められない。

監督 ピーター・ハント
ジョージ・レーゼンビー(広川太一郎)/ダイアナ・リグ(田島令子)/テリー・サヴァラス(森山周一郎)/ガブリエル・フェルゼッティ(木村幌)/イルゼ・ステパット(沼波輝枝)/バーナード・リー(今西正男)/ロイス・マクスウェル(花形恵子)/デズモンド・リューウェリン(田中康郎)

タイトルバック↓
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2011年12月26日

「土曜ワイド劇場」私的ベスト第1弾:図ぶとい奴・危険な賭け

 テレビ朝日「土曜ワイド劇場」といえば、前身の「土曜映画劇場」を終わらせた、映画ファンにとっては憎き存在。が、週末の9時枠ということで、結構エログロ路線や実験的推理ものが自由に制作され、なかには非常にクオリティの高いものもあった。そんな「土ワイ」群から、「私的ベスト」を取り上げてみる。今回もネタバレ全開。デジタル放送でHDマスターしか局が受付なくなった今となっては、再放送されないだろうから。
 私的ベスト第1弾は、西村京太郎の原作「優しい脅迫者」をドラマ化した上記タイトル。前科を持つ主人公の前に、謎の中年男が現れ、過去の犯罪を知っていると恐喝し、金をまきあげてゆく。逃げても逃げても執拗に追いかけてくる脅迫者。小さな町の理髪店主となって身を隠した主人公のもとに、また脅迫者が現れる。彼のひげを剃るカミソリに殺意が宿るが…というストーリー。
 普段はコミカルな役柄が多い坂上二郎が、本当に嫌らしい脅迫者を演じている。映画『漂流』などでもそうだが、坂上の演技力には圧倒される。主人公を演じる田村亮の、神経症的な演技もなかなか。当時はまだ土ワイが90分枠なので、正味70分ほど。テンポよくストーリーが進むのも良い。
 圧巻なのはラストで、主人公が脅迫者のひげを剃りながら、相手の言葉にカッとなって頚動脈を切る。そこに入ってきた客に向かって、脅迫者が「俺が動いたせいなんだ」と言って息絶える。主人公は業務上過失致死の容疑で逮捕されるが、脅迫者の最後の言葉が重視されて無罪となる。家に戻った主人公のもとに、脅迫者の手記が届いており、驚愕の事実が判明する。脅迫者は、家族に自分の生命保険金を受け取らせたかったのだが、自殺だと保険金が下りないため(現在とは異なり、当時は自殺では保険金はおりなかった)、主人公を追い詰めて自分を殺させようと計画したのだった。主人公が恐喝で奪われた金も、すべて返金されていた、という結末。
 主人公にとっては、大変迷惑な話だが、ドラマとしてはなかなか面白かった。特に、ラストのどんでん返しが、当時小学生だった自分には相当新鮮に映った。この作品は土ワイのなかでも名作だったらしく、10年ほど前まで、テレ朝の午後によく再放送されていた。

1978年2月18日 テレビ朝日「土曜ワイド劇場」にて鑑賞
監督 野村孝
坂上二郎/田村亮/鈴木ヒロミツ

懐かしのオープニングをどうぞ↓
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2011年12月25日

酔八拳

 『少林寺三十六房』のリュー・チャーフィ主演の未公開カンフー作品。ビデオ発売時のタイトルは『少林酔八拳』。父の道場を乗っ取られた青年が、酔八拳の特訓を積み、憎き敵へ復讐を果たすというストーリー。
 物語のエピソードがばらばらで、内容を理解するのが結構な苦行になる。主演のチャーフィのアクションも、まだこの頃は大したことはない。ラストの対決も迫力不足で、『少林寺三十六房』のような凝ったカンフーを期待すると肩透かしを食う。

1983年4月3日 TBS系特別枠にて鑑賞 
監督 オー・ヤンチュン
リュー・チャーフィ(中田浩二)

映像の抜粋↓
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2011年12月23日

真田幸村の謀略

 前年の『柳生一族の陰謀』の大ヒットに続けとばかりに製作された、超大作アクション時代劇。真田十勇士の活躍を題材にとり、化け物じみた徳川家康の暗殺を行おうとする武士たちを描く。
 オープニングからぶっ飛びで、妖星とともに猿飛佐助が登場。真田幸村に「お前をかならず殺す」とのたまうが、家康討伐の後まで待つと言い、一緒に共闘する設定もすさまじい。つまり、猿飛は外宇宙から来たエイリアン。その後のストーリーは推して知るべしで、もうひっちゃかめっちゃかの、展開がつながらない大混乱した脚本。だが、スター俳優の面々や、家康を演じる錦之介の奇奇怪演を見ているだけで、なんとなく楽しくなってくるから不思議。何か、学園祭の出し物を見ているような感覚だ。
 ラスト、史実とは異なり、家康は首をはねられる。『イングロリアス・バスターズ』がヒトラーを射殺した展開で話題になっていたが、天下の東映はそんなもん日常茶飯事。『柳生一族…』でも家光の首が転がっていたし(笑)
 本懐を遂げた幸村を、猿飛がしっかり殺して幕。遊星に乗って宇宙へ帰る。こんなところも律儀な猿飛びに萌え(笑)

テレビ放送にて鑑賞
監督 中島貞夫
松方弘樹/萬屋錦之介/寺田農/あおい輝彦/火野正平/秋野暢子/真田広之/森田健作
posted by 足ランティー脳 at 11:39| Comment(2) | TrackBack(0) | サ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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