2012年01月10日

007/死ぬのは奴らだ:初回放送版

 再登板したコネリーとの契約は『ダイヤモンドは永遠に』1本だけだったため、再び新ボンドが選出。過去候補にのぼっていたR・ムーアが、TVシリーズ『ダンディ2/華麗な冒険』の打ち切りより解放され、ようやくボンド役として登板。
 本作は、黒人版『ドクター・ノオ』ともいえ、原点回帰を目指した一本。殉死したクォーレルの息子がボンドを助ける役で登場していることからも、その辺りの意図が伺える。内容はシリーズ中でもかなり異色で、ブードゥー教やタロット占いなど、超自然的要素がからみ、その分ボンドも分が悪い。一番のポイントは、神出鬼没のミスター・ビッグの手下たち。ほとんどハーレム全土に分散し、ことあるごとにボンドを窮地に陥れる。映画のトーン自体は明るいが、各要素はかなり不気味でホラー感すら漂う。
 アクションはコミカルなものが多く、セスナ機で悪党軍団の車を蹴散らしたり、ワニ園に閉じ込められたボンドが「因幡の白兎」の要領で脱出するなど、地味ながら面白い。前作『ダイヤモンド』と同じく、ラスボスが死んだ後で、手下との一勝負があるが、本作はさらにブラックなラスト・シーンが追加されているのがミソ。
 吹き替えでは、この後007の悪役声の常連となる内海賢二がY・コットーを担当。J・シーモアを担当する岡本茉莉も、過剰になりすぎないセクシーさで素晴らしい。本作はQが登場しないが、いつもQを担当している田中康郎が、持ち前の悪役声を生かして、義手の殺し屋を担当しているのが面白い。

監督 ガイ・ハミルトン
ロジャー・ムーア(広川太一郎)/ヤフェット・コットー(内海賢二)/ジェーン・シーモア(岡本茉莉)/クリフトン・ジェームズ(滝口順平)/ジュリアス・W・ハリス(田中康郎)/ジェフリー・ホールダー(蟹江栄司)/デヴィッド・ヘディソン(伊武雅刀)/バーナード・リー(今西正男)/ロイス・マクスウェル(花形恵子)/高島雅羅、玄田哲章、千葉繁、横尾まり
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2012年01月09日

007/ダイヤモンドは永遠に:若山弦蔵版

 若山版と書いてはみたが、こちらが最初に制作されたテレビ吹き替えである。
 内海版は、過去の記事にて掲載→こちら
 内容については、上記の過去記事にて触れているので、吹き替えについてのみ言及する。ブロフェルド=C・グレイの内田稔は、落ち着いた声で余裕綽々の悪役を演じていて、内海版の小林修にあった軽さは無い。面白いのは、初代コネリー=ボンドを担当していた日高晤郎が、富豪ホワイトの役で出演している点。ボンド声優の共演が楽しめる。

監督 ガイ・ハミルトン
ショーン・コネリー(若山弦蔵)/ジル・セント・ジョン(武藤礼子)/チャールズ・グレイ(内田稔)/ジミー・ディーン(日高晤郎)/バーナード・リー(今西正男)/ロイス・マクスウェル(花形恵子)/デズモンド・リューウェリン(田中康郎)

タイトル・テーマ↓
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2012年01月07日

007は二度死ぬ

 5作目は遂に日本が舞台。実際、日本の名所でロケを行っているので映像的な感激はひとしおだが、内容はかなりのトンデモになってしまった。米ソの宇宙船が謎の衛星に捕獲されて消滅。その捕獲衛星は、日本から発射されている疑いがあり、ボンドが調査に乗り出す。
 日本についての欧米の誤解については、敢えて言及しない。その点を除けば、娯楽映画としてはやはり傑作の部類であることは間違いない。クライマックスの噴火口の秘密基地でのモブ・アクションは、小気味良い編集も手伝って、今観ても遜色ないバトル・シーンになっている。秘密基地のセットも想像を絶する迫力で、その空間の壮大さは、現在のハリウッド映画でも、ちょっとお目にはかからない。面白いのは、クライマックスからエンディングまでが、同監督による『私を愛したスパイ』でアップグレード・リメイクされている点。観比べると面白さ倍増。本作では初めてブロフェルドが顔を見せるが、D・プレザンスでちょっとがっかり。不気味さはあるが迫力に欠く。とはいえ、ブロフェルドは整形マニアで影武者もいっぱいいるので、仮の姿ということなんだろうけどね。ちなみに原作では本作がブロフェルドの最終対決だが、映画では『ダイヤモンドは永遠に』まで延長されることになる。
 吹き替えでは、丹波哲郎と浜美江本人が声を担当しているのが高得点。丹波は当時「Gメン'75」があったので、TBSの要請を断る義理はなかったのだろうが、彼の吹き替えといえば、本作意外では『クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦』くらいしか無いと思われるので、超貴重。

監督 ルイス・ギルバート
ショーン・コネリー(若山弦蔵)/丹波哲郎(本人)/浜美枝(本人)/若林映子(小宮和枝)/ドナルド・プレザンス(辻村真人)/バート・クウォーク(伊武雅刀)

予告編↓
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2012年01月06日

007/サンダーボール作戦

 シリーズ4作目。前作の世界的大ヒットにより、超大作として製作された“007バブル”な一本。本格的にスペクターとの対決が始まる作品でもある。原爆を積んで飛行中のNATOの戦闘機が消息を絶ち、その原爆を奪ったスペクターは米英を脅迫する。ボンドはバハマに飛び、戦闘機パイロットの妹ドミノに接近する。が、彼女はスペクターの幹部でもある隻眼の富豪ラルゴに囲われていた。ボンドはCIAのライターと協力し、原爆の行方を追うというストーリー。
 2時間10分の超尺だが、ストーリーがすっきりと整理されていないところもあり、多少混乱する。展開は丁寧だが一本調子で、クライマックスの水中戦まではワクワクするような見せ場も少ない。恐らく前作『ゴールドフィンガー』がユーモラスになりすぎたと判断した製作陣が、逆にハードボイルドを意識しすぎた結果ではないだろうか。
 とはいえ、セリフも無く動きもスローな水中でのモブ・アクションを盛り上げまくった演出やSFX、そしてジョン・バリーのBGMは、今観てもすばらしい。本作のリメイク『ネバー・セイ・ネバー・アゲイン』の水中アクションと見比べれば、その出来は雲泥の差。その後の特殊水中翼船“ディスコ・ヴォランテ”での息もつかせぬ格闘からラストの大爆発までテンションMAX。ちなみに、この後のシリーズでは、“ディスコ・ヴォランテ”のような敵の秘密兵器のほうが、ボンドのものより優れていることしばしば起こる。しかし無敵のボンドを窮地に追いやる小道具としては、必須アイテムだったのだろう。
 吹き替えでは、コネリー=若山は、4本目でこなれて完璧。A・チェリの島宇志夫の硬質で冷徹な声もバッチリ。M、Q、マネーペニーも、本作から『ムーンレイカー』までFIXの声優陣となる。

監督 テレンス・ヤング
ショーン・コネリー(若山弦蔵)/クローディーヌ・オージェ(宗形智子)/アドルフォ・チェリ(島宇志夫)/ルチアナ・パルッツィ(小谷野美智子)/リク・ヴァン・ヌッター(池田勝)/バーナード・リー(今西正男)/ロイス・マクスウェル(花形恵子)/デズモンド・リューウェリン(田中康郎)

アバン・タイトルのクライマックス↓
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2012年01月05日

007/ゴールドフィンガー:日高晤郎版

 若山弦蔵版が制作される以前は、「日曜洋画劇場」で放送されたのがコネリー=日高晤郎版。日高の硬質の声は、非情なスパイというイメージにには合っているが、生真面目さがやや強いので、若山版のようなユーモラスさには欠く。G・フレーベは観世栄夫という変化球で、ねちっこい喋りが特徴。O・ブラックマンは参議院議員としても有名な沢たまきで、若山版の清水良英よりは女性っぽい。
 ちなみに、このバージョンは、なぜか2000年代の半ばで地方でいきなり放送されたらしい。

監督 ガイ・ハミルトン
ショーン・コネリー(日高晤郎)/ゲルト・フレーベ(観世栄夫)/オナー・ブラックマン(沢たまき)/宮内幸平
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2012年01月04日

007/ゴールドフィンガー

 シリーズ3作目にして、007の完全形態。以後のシリーズは、本作のパターンを踏襲してゆくことになる。個人的にはコネリー期の最高傑作。ちなみに、本作の日本の配収は1965年の洋画第1位。007シリーズをメジャーに押し上げた記念すべき一本。
 本編のクライマックスにも使える贅沢なアバン・タイトル、ウィットの効いた会話、スケールのでかい犯罪をもくろむ誇大妄想気味の悪役、その側近の凄腕の殺し屋、壮大でセンスの良いセット、モブ・アクション、ラストでの悪役との対決など、007映画に必要なものの見本市。特筆すべきは、悪役ゴールドフィンガーで、どこか憎めないユーモラスなキャラクターでありながら、大量虐殺をもくろむアブなさがにじみ出るキャラ。イアン・フレミングのキャラ構築と、役者のG・フレーベの演技力も手伝って、シリーズ中でも実に個性的な悪役になっている。吹き替えでは滝口順平というベスト・オブ・ベストの配役で、キャラの魅力が十二分に発揮されている。ジョン・バリーのサントラも、シリーズでは本作が最高ではと思わせるパワーで素晴らしい。 

監督 ガイ・ハミルトン
ショーン・コネリー(若山弦蔵)/ゲルト・フレーベ(滝口順平)/オナー・ブラックマン(清水良英)/バーナード・リー(宮川洋一)/デズモンド・リューウェリン(村松康雄)

映像の抜粋↓
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2012年01月03日

007/ロシアより愛をこめて

 シリーズ2作目。前作『ドクター・ノオ』は、当時の映画ファンからは“紙芝居”と馬鹿にされ(映画評論家の石上三登志氏による当時の世評。もちろん、石上氏は007支持者)、マニアのみが注目していた作品だったようだが、『ロシア…』の高評価により、ファン層が一気に広がった。ソ連の美女諜報員の亡命を助けることになったボンドが、犯罪組織スペクターの陰謀に巻き込まれる。
 見せ場の連続、凝ったストーリー、定番となる秘密兵器の登場、軽妙洒脱さが板についてきたボンドなど、007が一般受けする要素は満載。それゆえ、実はコアな007ファンにはいまひとつ物足らない一本でもある。オリエント急行での死闘は見事なものの、ケン・アダムによるセットが登場せず、クライマックスのアクションに連続性がなく、モブ・アクションも無いため盛り上がりに欠く。ボス・キャラも不在で、こじんまりとした印象は(マニアにとっては)否めない。が、普通のアクション映画として観れば相当面白いのは間違いない。
 テレビの吹き替えでは、内海賢二のR・ショウが絶妙。ボンドを「大将」と呼ぶ“軽さ”と、正体を現した後の冷徹さの演じわけが見事。ちなみに、「月曜ロードショー」の初回は、先んじて放送された日曜洋画劇場の『ゴールドフィンガー』に合わせて、コネリー=日高晤郎だったらしいが、残念ながらこのバージョンは未見。

監督 テレンス・ヤング
ショーン・コネリー(若山弦蔵)/ダニエラ・ビアンキ(鈴木弘子)/ロバート・ショウ(内海賢二)/ロッテ・レーニャ(沼波輝枝)/ペドロ・アルメンダリス(大宮悌二)/バーナード・リー(今西正男)/ロイス・マクスウェル(花形恵子)/ウォルター・ゴテル(飯塚昭三)

テーマ曲↓
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2012年01月02日

007/ドクター・ノオ

 今年は007の製作50周年で年末に新作も控えているということで、007シリーズからスタート。第一作である本作は、ボンドというキャラクターと007の世界観の基本設定を確率するための、いわば入門編。宇宙開発を妨害する巨悪に、英国諜報部員のボンドが挑むというストーリー。
 お披露目編なので、アクションは控えめ。殺し屋デント教授を必要以上の弾丸で惨殺するボンドは、本来の残虐さを表しているし、歌声など披露して女性をナンパする軽さ、悪党の前で皮肉の効いたジョークを言い、最後は自分の身一つで敵と対決、悪党の秘密基地やトンデモ兵器など、その後のボンド映画のスピリッツはすべて揃っている。
 「月曜ロードショー」の吹き替えは、翻訳:木原たけし&演出:佐藤敏夫の黄金コンビ。“クラブ・アイランド”を“蟹ヶ島”と訳すセンスの良さ、ボンドが一人称の使い分けをきちんとしている点(上司の前では私、女性と初対面では僕、悪人の前では俺など)も含め、今は失われた生きた日本語の宝庫。ボンド役の若山弦蔵も、当時40代で声に張りがあり、女性を口説くときの軽妙さに注目。J・ワイズマン演じるドクター・ノオの不気味さと迫力も、横森久の声のお陰でさらに増幅されている。Mやマネー・ペニーの声も既にFIXされている。 

監督 テレンス・ヤング
ショーン・コネリー(若山弦蔵)/ウルスラ・アンドレス(武藤礼子)/ジョセフ・ワイズマン(横森久)/バーナード・リー(今西正男)/ロイス・マクスウェル(花形恵子)/ジャック・ロード(中田浩二)/アンソニー・ドーソン(寺島幹夫)

予告編↓
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2011年12月30日

「土曜ワイド劇場」私的ベスト最終回:タイトル不明

 本放送と再放送の2回は観ているのだが、タイトルが思い出せない秀作を最終回に取り上げる。ある事件の容疑者になった、ちょっとオツムの軽い女性。状況からみて、彼女の無罪を証明するのはほぼ不可能と思われた。この難事件を、名声を高めようとする弁護士が敢えて担当する。彼は、彼女のアリバイを証明することに成功し、裁判で無罪を勝ち取った。その頃には、弁護士も有名になって仕事も増え、無罪にした女とも懇ろになったりして、すべては順調にゆくと思われた。ところが、彼女のちょっとした告白から、証明したはずのアリバイが崩れてしまうことを知る。自分の名声に傷がつくと思った弁護士は、ひとけのない湖に彼女とボートで漕ぎ出し、彼女を殺そうとするが…というストーリー。
 月並みな裁判ものとして幕を開けるので期待していなかったのだが、主演の女優のアーパー演技ぶりと、実際に彼女が事件の犯人なのかどうか明らかにされないままの終幕、そしてトラウマもののラスト・シーンで強烈に印象に残った一本。
 アリバイの肝は、犯行の時刻、彼女が着物だったという点。犯行現場から走ったり自転車などで移動ができないということから、アリバイ証明となったのだが、実は彼女は一時停車した軽トラックの後ろにこっそりつかまり、移動していたというトリックだった。かなり突飛だが、天然ボケのキャラゆえに(というか、ちょっと頭がおかしくなりかけているようなキャラ)逆に説得力があった。
 問題のトラウマ・ラストは、ボートに二人きりで漕ぎ出した弁護士が、彼女を殺そうとすると、どこからともなく「森のくまさん」が流れてくる。恐らく、山の向こうに遊園地でもあって、その音楽が流れているのだろうが、ひっそりとした湖面にこだまする童謡は、不気味以外のなにものでもない。弁護士が遂に手を下そうとしたその瞬間、泣きながら女はナイフで弁護士の腹を刺す。そのままボートはひっくり返って二人は湖に消える。そこに「森のくまさん」が流れながらのエンド・クレジット。二人とも死んだという救いも解決もない結末だが、「森のくまさん」が非常に効果的に使われていて、トラウマ度MAXだった。大変余韻の残るラストで、土ワイでも屈指の名シーンだと思う。
 80年代の頭頃の放送だったと思うが、タイトルがどうしても思い出せない。主演女優の記憶も無い。弁護士役は、江原真二郎とか、片岡孝夫とか、そんなイメージだった(中山仁だったかも)。タイトルが分かる方がいらっしゃいましたら、どうか教えてくださいm(_ _)m
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2011年12月29日

「土曜ワイド劇場」私的ベスト第4弾:天国と地獄の美女

 土ワイで一番人気だった、天知茂の明智小五郎シリーズ。乱歩の原作を超えてしまった傑作『地獄の道化師』も捨てがたいが、あの名作『恐怖奇形人間』へ堂々と挑戦した本作をとりあげる。今回は正月3時間のスペシャル枠で放送。乱歩の原作「パノラマ島奇譚」を、なんとジェームス三木が脚本化した。
 夢の楽園“パノラマ島”を作るべくスポンサー探しにあけくれる主人公。ある日、彼の肩にカラスが止まり、側から離れなくなる。カラスは、彼とうりふたつの大富豪が飼っていたものだった。彼の妻と、妻が入信する新興宗教の教祖は、共謀して主人公と大富豪をすり替え、その財産を狙うが…というストーリー。
 あらすじからも分かるように、明智小五郎は今回は狂言回しである。コメディ畑の伊東四朗が二役を演じるが、なかなかの芸達者。教祖役の小池朝雄の、ねちっこい気持ち悪さもみどころ。
 中編の原作を、正味140分近くにひきのばすのはさすがに苦しいようで、さまざまなエピソードを足してはいるが、前半の展開はかなりモタつく。が、後半パノラマ島を完成させてからは怒涛のエロ・グロ展開で、このシリーズの面目躍如となる。
 最初から犯罪の内容も犯人も分かっている展開なので、明智が出てきても推理のしようがないなと思って観ていると、最後の最後で超展開が待っている。主人公たちの犯罪の裏で、もうひとつの犯罪が進行していて、明智はそれをみごとな推理で暴くのである。これは観客のほとんどが騙されたのではないかと思う。追い詰められた黒幕は、人間花火で赤い粉になる。明智の助手役の五十嵐めぐみが、その血糊を浴びる衝撃のショットも素敵。
 天知茂の明智小五郎シリーズは、キングレコードからDVDが発売中なので、興味のある方はぜひ。

1982年1月2日 テレビ朝日「土曜ワイド劇場」にて鑑賞
監督 井上梅次
天知茂/伊東四朗/小池朝雄/叶和貴子/五十嵐めぐみ/宮下順子

明智シリーズのカッコいいテーマ曲↓
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