2011年11月14日

ファイアー・ドラゴン

 ブルース・リーの息子、ブランドンの映画初主演作。自分をはめた友人のせいで8年間投獄された青年の復讐を描く。
 ストーリーは、当時流行りの香港ノワール。ブランドンの動きはまずまずで、父の時代にはなかった派手なドンパチやアクションが盛り込まれているのが新味。
 ただ、ストーリーは月並みでメリハリも無く退屈。ラストで8年間待ち焦がれた恋人が死ぬ展開のみ、意外性のある浪花節で良かった。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 ロニー・ユー
ブランドン・リー/マイケル・ウォン

映像の抜粋↓
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2011年11月05日

『バンデットQ』がブルーレイでいよいよ登場!

 T・ギリアムの傑作『バンデットQ』が、「バンデットQ 製作30周年記念スペシャル・エディション」として発売になります。ブルーレイ・DVD同時リリースで、発売日は2012年2月22日。今回の目玉は、「日曜洋画劇場」で1度放送されただけの、超貴重な日本語吹替版の収録です。詳細は後日!

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2011年10月13日

ホップスコッチ・CIAを震撼させた男

 『狼よさらば』の原作者ブライアン・ガーフィールドの小説の映画化。CIAのエージェントが、上司にお払い箱にされたため、CIAの内部を暴露する本を書いて出版しようとする。CIAは出版をなんとか止めさせようと躍起になるが、一枚も二枚も上手な主人公に裏をかかれるというストーリー。
 全体のタッチはコメディだが、本格スパイものの形を崩していない点が良い。主人公が、相手の裏の裏まで読んで、かつての上司をしだいに追い詰めてゆくコン・ゲーム的展開も面白い。ストーリーもテンポ良く進む。
 役者陣も演技派揃いで、特に上司役のN・ビーティが秀逸。

1989年10月7日 深夜放送にて鑑賞
監督 ロナルド・ニーム
ウォルター・マッソー(神山卓三)/グレンダ・ジャクソン(宗形智子)/サム・ウォーターストン(千田光男)/
ネッド・ビーティ(飯塚昭三)/ハーバート・ロム(北村弘一)

予告編↓
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2011年10月12日

星に願いを

 ファンタジック・コメディの隠れた佳作。最低のわがままな富豪娘が、父の願い(タイトルにある「願い」をするのは主人公ではなく、父親!)で現れた魔女により、無一文で前歴の一切消えた女に変えられる。父や友人に会っても、誰も彼女のことが分からない。仕方なく職を探して、メイドとして再出発するが、仕事ができるわけもなく、ハチャメチャを繰り広げるが…というストーリー。
 ちょっとキツめの顔つきのA・シーディは、本作の主演にはぴったり。その他のキャスティングも秀逸で、父親役のT・スケリットも、アホな金持ちのD・ショーンも完璧。全体のトーンも、泥臭くもなく、過激にもなりすぎず、ほのぼのとした絶妙のトーンなのが良い。
 ラストで主人公はまともな人間に変わって、魔女に元の生活へ戻されるのは定石通り。ラスト・エピソードがなくさらりと終わってしまったのが、多少惜しい。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 エイミー・ジョーンズ
アリー・シーディ/トム・スケリット/ディック・ショーン/マイケル・オントキーン/ビヴァリー・ダンジェロ/ヴァレリー・ペリン

予告編↓
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2011年10月03日

The Baby Doll Murders

 「海外の映像マーケットの試写で観た作品で、日本でソフト化されななかったシリーズ」第1弾。
 映像マーケットではピンからキリまでの作品が集まり、熾烈な販売競争が繰り広げられる。バイヤーとしては、「ピン」作品は買う側も競争が激しいので、ライバルのいない「キリ」作品からもマシな作品を拾って保険をかけておかなければならない。「キリ」作品は数がハンパでないため、確率的な面から考えても、数は少ないながら傑作・良作もあるわけで、そういった作品はいずれはソフト化される。試写会場で自分以外は誰も観ていなかった大傑作『ビースト/悪魔の日』(アレックス・デ・ラ・イグレシア監督)も、東北新社から後にVHSで発売された。日本の他のバイヤーがほとんどノーチェックだったマイケル・マドセンのカー・アクション『エグゼクティブ・ターゲット』も、1年ほどして無事VHSが発売された(後にテレビ東京「木曜洋画劇場」でも放送)。
 ようやく本題。そんな「キリ」作品のなかで、日本のどのバイヤーからも無視され、はしにも棒にもかからなかった作品が、ふと頭に浮かんだので取り上げてみる。
 本作品は1994年のカンヌ映画祭で観た。カンヌ映画祭といえば、各国からの出品作品やコンペばかりが取り上げられるが、実は映像の権利を売買する場でもあり、世界中からセラーとバイヤーが何千人と集まる。カンヌのシネコンは、通常の映画の上映は中止にして、権利セールス用に特別試写が組まれる(『ゾンビ』のディレクターズカットも、かつてカンヌ映画祭中に試写が行われた)。
 さて本作は、いわゆる「サイコ・スリラー」。当時は『羊たちの沈黙』に端を発するサイコ・スリラーのブームがまだ続いており、製作費もかからないことから粗製乱造されていた。ストーリーは、犯行現場に赤ん坊の人形を置いてゆく連続殺人鬼を、警官が追い詰めるというもの。殺される女性の裸がコードぎりぎりなわりには、殺人シーンはヌルく、緊迫感のないBGMで10分もたたないうちにアクビが出る。
 主人公の刑事を演じるJ・コーバーは、現在も映画やテレビシリーズの脇役で大活躍しているが、顔が主役の器ではない。熱血刑事のはずなのに、コワモテすぎて悪徳警官にしか見えん(笑)。展開も目新しいところは無く、全編観ても時間の無駄使い。当然、こんな作品の権利を買う篤志家は存在せず、日本では永遠に陽の目をみることはないだろう。

監督 ポール・レダー
ジェフ・コーバー/ジョン・サクソン

予告編↓

Trailer provided by Video Detective
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2011年10月02日

ボディ・チェンジャー

 メナハム・ゴーランが抜けてガタガタになったキャノン・フィルムが、ワーナーと契約して乱作していた頃の1本。流刑に処された宇宙人が、罰として人間の姿に変えられ、地球に送られる。定期的に頭を取り替えないと死んでしまうため、次々と人を襲っては首を刈るというストーリー。
 設定はなかなか面白いが、展開がトロいため非常に退屈する。レイ・ドーン・チョンの女性刑事はミス・キャストだし、何の工夫もないラストに至っては怒りを通りこしてあきれ果てる。テーマ曲のみ良い。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 ジョン・マクノートン
レイ・ドーン・チョン/ドン・ゴードン/トム・トウルズ

予告編↓
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2011年10月01日

暴走列車/大惨事への豪雪山脈急勾配

 ブレーキが故障した列車が暴走をはじめるパニック・ムービー。黒澤明が「暴走機関車」の企画を立てているときにアメリカで本作が放送されたため、黒澤の企画が流れたという噂があった。それが事実かどうかは別として、実際にあった列車の暴走事件をもとにした一本。
 開巻まもなく暴走が始まるのは、すぐさま本題に入って得点高し。極限状況の人々が昔を回想するのは、このテのパニックものの定石だが、これがなかなかイケる。特に、B・マーフィのベトナム戦争時代の回想は、本編をしのぐ大迫力。
 クライマックスは、新型列車を暴走列車に連結させ、そのブレーキで引きとめようとする。ここで連結がなかなか上手くゆかないのはパターン通りだが、見せ方がなかなか上手く、手に汗握らせる。思わず力こぶができる演出だなあ、と思ったら、『戦闘機対戦車』のD・ローウェル・リッチが監督だった。

テレビ朝日 日曜洋画劇場にて鑑賞
監督 デヴィッド・ローウェル・リッチ
ベン・ジョンソン/ヴェラ・マイルズ/ベン・マーフィ/エド・ネルソン(※メモに声優の記載なし)
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2011年09月30日

復讐は我が胸に

 昨年亡くなったP・スウェイジのアクション。弟を殺された刑事が、さらに兄を殺され、ついにバッジを捨てて復讐に立ち上がるというストーリー。
 監督が『戦争の犬たち』のJ・アーヴィンなので、銃撃シーンは戦争映画並み。が、脚本に問題ありで、ダラダラと兄弟のドラマがラスト20分前までえんえんと続く。
 アクビも出きったところで、ようやく敵との対決が始まるのだが、田舎から主人公の一族(山男たち)が加勢にやってきて一緒に闘うという趣向は面白い。まるでマカロニウエスタンの『禿鷹のえさ』を思わせる。惜しいのは、敵の数が少なすぎて、せっかくの対決が血沸き肉踊るとまではいかない点。結局、個人的復讐を果たしたら、敵の大ボスはほったらかしのラストも不満が残る。悪は殲滅が基本!
 マイケル・J・ポラードと、無名時代のリーアム・ニーソンが良い味を出しているのに注目。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 ジョン・アーヴィン
パトリック・スウェイジ/リーアム・ニーソン/ヘレン・ハント/アダム・ボールドウィン/ベン・スティラー/マイケル・J・ポラード

予告編↓
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2011年09月20日

バイオ・スケアード/悪魔の遺伝子

 遺伝子工学の生み出したモンスターが人間を襲いまくるSFホラー。製作当時の1980年前後は、はバイオテクノロジーのブームだったので、タイムリーな内容だったようだが、ストーリーの運びは50年代SFそのままで退屈至極。暗闇から怪物が出てきて人間を襲うシーンばかりなので、細部も良く分からず、観ているほうもイライラしてくる。
 ラストは工場でモンスターとの対決となるが、プレスマシーンを使うのは『ターミネーター』より早くて少し驚いた。が、面白かったのはその程度。モンスターを造った人々に言及されていなかったり、モンスターの生態も明らかにされず、分けのわからないところも多い。モンスターの造形は、こんな映画にはもったいないほど良い。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 ウィリアム・マローン
ジョン・スティンソン/ダイアナ・デヴィッドソン

予告編↓
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2011年09月14日

フロム・ビヨンド

 H・P・ラブクラフトの原作をもとに、エンパイア・ピクチャーが放ったSFXホラー。同会社がその前に放った『ゾンバイオ・死霊のしたたり』よりも、さらに力を入れたことが伺える一本。同じスタッフにもかかわらず、本作は笑いの要素がほとんどない。
 カイコの幼虫の群れを加工したオープニングタイトルからグロ趣味満開で、生理的嫌悪感を催すSFXの数々はみどころ。ただ、スケール感が小さく、クライマックスもあまり盛りあがらなかったのが残念。古典ホラーの枠に留まる仕上がりになってしまった。
 『ゾンビ』のK・フォリーが脇役で出ているのは、ホラーファンにとっては嬉しいポイント。すぐ死んじゃうけど。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 スチュアート・ゴードン
ジェフリー・コムズ/バーバラ・クランプトン/ケン・フォリー

予告編↓
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