2011年06月19日

プリンス・マルコ/地中海の標的

 日本でも60冊近く邦訳が出ているジェラール・ド・ヴィリエ原作の“プリンス・マルコSAS”シリーズの映画化。オーストリア人の王子でありながらCIA工作員でもある主人公の活躍を描く。
 オープニングのテロ襲撃シーンは緊迫感や派手なアクションもあり、かなり期待させる。が、その後はダラダラとドラマが続く。しかも、中盤のドラマが複雑すぎてストーリーがわけが分からなくなる。残念ながら駄作に終わった。
 監督のマクラグレンは、『ワイルド・ギース』のような傑作も演出したが、駄作も多かった。これがプロフィールの最後の作品とは報われない。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 アンドリュー・V・マクラグレン
リチャード・ヤング/アナベル・スコフィールド/F・マーレイ・エイブラハム/ポール・スミス/メル・ファーラー
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2011年06月16日

ブラック・ハンター/16歳少女戦慄の全裸死体

 イギリスで実際に起こった事件を映画化。元英国特殊部隊の男が、暮らしぶりが良くないため強盗を繰り返す。が、それもうまくゆかないことから、身代金めあての誘拐に手を染めるが、それも失敗。パトカーを乗っ取ろうとしてこれまた失敗、逮捕されるというストーリー。
 イギリス作品らしいハードで暗いイメージは良く出ているが、構成に工夫が足りず盛り上がらない。カットのせいもあるかもしれないが、非常にテンポも悪い。上映時間が短いのに、主人公の心理描写をダラダラ絵羽区のも感心できない。特殊部隊出身なのに、あまりにマヌケな行動の多い主人公もいかがなものか。とはいえ、実話だから本当にダメ男だったんだろうね。

1988年6月3日 深夜放送にて鑑賞
監督 イアン・メリック
ドナルド・サンプター(納谷悟朗)/デビー・ファリントン(麻上洋子)/日高晤郎、村松康雄

映像の抜粋↓
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2011年06月14日

P.O.W. 地獄からの脱出

 キャノン・フィルムによる一連のM.I.A.ものの一本。が、同社によるチャック・ノリス主演作とは異なったアプローチで工夫がみられる。
 ベトナムの収容所へ捕虜の救出に向かった主人公が、敵の罠にはまり捕らえられる。収容所の所長は捕虜から金品を強奪してアメリカへの亡命をもくろみ、主人公を利用しようとする。
 凝ったストーリーは興味深いが、そのため悪役不在となって物足りない。クライマックスは、本当に丘まるごと炎上させるスペクタクルは盛り上がるが… 未公開映画としてはそこそこの楽しめるが、『地獄のヒーロー2』『デルタフォース』などの同社の作品と比べると劣るので、辛口になってしまう。ビートのきいたBGMは、本作の最大の貢献者。

レンタルビデオんて鑑賞
監督 ギデオン・アミール
デヴィッド・キャラダイン/マコ/チャールズ・R・フロイド

予告編↓
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2011年05月28日

『フランケンシュタインの怒り』allcinema SELECTIONにて好評発売中!

 昨日に続き、『フランケンシュタインの怒り』DVDの紹介。本作はレンタルビデオ時代にもリリースされず、今回が日本初ソフト化。ハマー・プロ作品ながら、ユニバーサルがピックアップした作品で、そのためだろうか、人造人間のデザインは『フランケンシュタインの逆襲』の崩れたノッポさんみたいなデザインと異なり、30年代のユニバーサル映画の人造人間のそれに近い。
 今回の目玉は、日本語吹き替え音声はもちろんのこと、日本の放送版のみに残っていた幻のシーンが特典映像として入っている点でしょう。人造人間の面倒を見る聾唖の女性の過去を描いたシーンですが、米国編集版に存在し、オリジナル・バージョンではカットされていました。日本の放送用マスターが、米国編集版だったため、今回特別に収録することができたわけです。

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ご注文はこちら → allcinema SELECTIONサイト

声の出演
ピーター・カッシング(高塔正康)
ピーター・ウッドソープ(立壁和也)
ダンカン・ラモント(家弓家正)
サンドール・エルス(納谷六朗)
キャティ・ワイルド(渡辺和子)
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2011年05月18日

ブラッド・ピーセス/悪魔のチェーンソー

 スペイン製スプラッターで、イタリアン・ホラーからクサさを取り払ったような乾ききった描写が特徴。幼児期にジグソーパズルを邪魔されたために母親を殺した男が、40年後に人間パズルを完成させるため凶行を繰り返すというストーリー。
 ひたすら血肉が飛び散る描写が繰り返されるのは、スプラッター・ファンにとっては、ある意味至福。ただ、犯行がすんなり進みすぎるのと(チェンソーを振り回せばかなりウルサイのに)、ラストが弱いのが難点。思わせぶりなキャラクターもいるのだから、もう少しヒネッて、別人が犯人と思わせてドンデン返し、その後にウルトラ・スプラッター場面と展開すれば、佳作になっただろう。
 ちなみに英語版はCAMというグループのプログレっぽい音楽がBGMとして使われている(スペイン版はリブラド・パストール)。このCAMのサントラが、鑑賞当時テレビ朝日で放送されていた富田靖子主演の連ドラ「痛快!婦警候補生やるっきゃないモン!」というドラマで、そのまま劇伴に使われていて、ひっくり返った。
 
レンタルビデオにて鑑賞
監督 ファン・ピケール・シモン
クリストファー・ジョージ/エドマンド・パードム/リンダ・デイ(リンダ・デイ・ジョージ)/ポール・スミス/フランク・ブラナ

予告編↓

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2011年05月12日

パガニーニ・ホラー/呪いの旋律

 監督が『エイリアン・ドローム』や『スタークラッシュ』のルイス・コーテス(ルイジ・コッツィ)なので少し期待したが、期待した自分がバカだったという結果の1本。
 売れないロック・グループが、パガニーニの未発表のメロディをアレンジしてヒットさせようと、古い屋敷でPVを撮影する。が、彼らは屋敷に閉じ込められ、次々と殺されてゆく。
 展開はまだるっこく、演出は間が抜けている。屋敷の主が、実は地獄の番人で、欲望に満ちた人々を屋敷で罰するというオチは面白いのだが、それ以外は正真正銘のクズ。D・プレザンスもなんでこんな作品に出演したのか(食うためだ)。カビに侵食されて死ぬホラー描写はなかなか良かったが。 

レンタルビデオにて鑑賞
監督 ルイス・コーテス
ダリア・ニコロディ/ドナルド・プレザンス/ジャスミン・メイン

予告編↓
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2011年05月06日

ファントム・ソルジャー

 珍しい設定のベトナム戦争アクション。本作は、どうもインドネシアの映画会社と日本のヒューマックスの合作のようだ。
 北ベトナムのある村が、防毒マスクで顔を隠した兵士の一団に殲滅される。調査に乗り出した一個小隊も行方不明になり、その小隊にいた弟を探すため、主人公が軍に復帰してベトナムへ乗り込むというストーリー。
 マスクをかぶった“幽霊部隊”が不気味かつ無敵で、恐怖感はかなりのもの。とはいえ、強化人間などではなく、実態はアメリカの信用を失墜させるためソ連が組織した特殊部隊というオチ。やたらと強い彼らが、ラストでは数人に全滅させられるのはご愛嬌。
 戦闘シーンは独立系の制作会社にしては、想像を絶する金のかけ方で驚く。が、撮影が下手でせっかくの物量作戦がこじんまりした印象になってしまっているのが残念。ストーリーは良く練られているだけに残念。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 アーヴィン・ジョンソン
マックス・セイヤー/ジャック・イエーツ/コーウィン・スペリー

なかなか力の入った予告編↓
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2011年05月01日

ビーイング

 役者だけは往年の有名スターを起用した、超古臭いホラー。核廃棄物によって誕生した謎の生物“ビーイング”が人々を殺すというストーリー。
 久々の大駄作で展開もスローなうえメチャクチャつまらない。多少面白いのは、ビーイングは流産で下水に流された胎児が畸形化したもの、という設定くらい。ビーイングの造形はグロテスクだが、いかにも作り物という感じで興味をそがれる。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 ジャッキー・コング
マーティン・ランドー/ホセ・ファーラー/ドロシー・マローン

予告編↓
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2011年04月30日

フォース

 FOXが、世界カラテ・チャンピオンのS・ラスロックを起用して作ったTVムービー。ショッピング・モールがテロリストに占拠され、その場に居合わせた女性刑事が孤軍奮闘するというストーリー。
 ストーリーは他愛ないが、ところどころに小技のきいた伏線が用意されていて、飽きずに観ることができる。TV用なのであまり過激なアクションがないのが、インパクトに欠ける。
 C級の独立プロ作品ばかりへの出演で、貧弱な撮影が彼女のアクションを十分に捕らえきれていなかったが、テレビ部門とはいえ、さすがメジャーのFOX。セットや照明は大作並みで、カメラは彼女の動きを存分にとらえている。そういうった意味では、ラスロックの力量が全面的に生きた、初めての作品。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 ケヴィン・フックス
ステイシー・キーチ(池田勝)/シンシア・ラスロック(松本梨香)

映像の抜粋↓
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2011年04月29日

ピックポケット!

 スリを題材にしたコメディ。とはいっても、香港ものなので当然カンフーや銃撃戦は出てくる。
 密輸団を追う女刑事が、スリのコンビに密輸の金品を盗み出すように依頼する。二人は取引品のダイヤを盗むことに成功するが、それをエサに密輸団の次の取引を押さえる役も頼まれる。ところが、密輸船が到着したとき、ダイヤがニセモノだったことに気付くが、時すでに遅く、相手と銃撃戦をするはめに。九死に一生を得た主人公は、自分たちをはめた女刑事のポケットにスッた品物をしのばせ罪をかぶせて失脚させる。
 ストーリーは王道でハリウッド映画調。サモ・ハンの作風は、ジャッキー・チェンよりモダンで、内容も高度。ギャグセンスも良い。ラストで相棒を救うために主人公が取る手段が、『黄金の指』をそのままパクっているのは感心できないが、その他は細部もなかなか凝っていて、最後まで面白く観ることができる。

1984年7月28日 CX「ゴールデン洋画劇場」にて鑑賞
監督 サモ・ハン・キンポー
サモ・ハン・キンポー(水島裕)

チャップリンのパクリも登場する予告編↓
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