2012年03月08日

魔のバミューダ海域

 一時話題になったバミューダ・トライアングルの謎をからめたTVムービー。日本ではNHKで初放送された。バミューダ海域で救難信号をキャッチした警備隊が、遭難した船を見つける。そこでは、奇怪な現象が次々と発生し、やがて驚愕の事実が判明するというストーリー。
 40代以上でこの作品を話題にすると、「観た、観た」と今でも盛り上がるのが、この作品。さすが天下のNHK(笑)。衝撃のラストが、みなさんのトラウマになっているようで。
 そのラストとは…すべてが解決してヘリで主人公たちが脱出に成功すると、救出した美女が実は悪魔が化けた姿で、主人公は殺される。ヘリのパイロットが、ヘリごと海に突っ込んで悪魔と心中したと思いきや、『007/私を愛したスパイ』のジョーズのように、海から悪魔がざっぱーんと出てきて泳ぎ始めるところで幕。
 前半はミステリー・タッチで進むが、ラストでいきなりオカルトになるというウルトラCが、放送当時の観客に強烈なインパクトを与えた。余談だが、パステルビデオというメーカーから、別のタイトルでVHSが発売されていた。買わなかったけど(笑)

NHKにて鑑賞
監督 サットン・ローリー
ダグ・マクルーア/キム・ノヴァク/アレハンドロ・レイ

二度と放送されないと思うので、ラストをどうぞ↓
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2012年02月24日

燃える昆虫軍団

 一風変わったパニック・ムービー。地震によって大型のゴキブリ状の昆虫が出現し、その日から謎の放火事件が町に相次ぐ。科学者が調査を進めると、発火装置を持つ太古の昆虫が原因だったことが判明。興味を持った科学者が昆虫を調べると、気圧の高い地下で生息していたため、地上では長く生きられないことを知る。彼は、ゴキブリと交配させて、地上でも生きることのできる新種を作り出すが、その新種には突然変異で人間並みの知能が宿っていた、というストーリー。
 前半は昆虫パニックもので、後半は科学者と知性を持った交配種の対決という斬新な展開が興味深い。だんだん心が病んでゆく科学者の描写も良い。昆虫は、実際に存在するマダガスカルオオゴキブリを使っている。ラストは、交配種に襲われた科学者が燃えながら地割れに突っ込み、交配種とともに地下に埋まる。またいつか地震で交配種が復活することを匂わせて幕を閉じる。
 本作は「水曜ロードショー」で2時間枠で放送され、その後テレビ朝日で放送になったが、そのとき選挙番組で枠が縮められ(淀川さんの解説付きだったが確か90分枠)、以降は90分枠でしか放送されなくなった。カットされた吹き替え音源は、もう無くなっているだろう。

1983年6月26日テレビ朝日「日曜洋画劇場」にて放送
監督 ジュノー・シュウォーク
ブラッドフォード・ディルマン(羽佐間道夫)/ジョアンナ・マイルズ

予告編↓
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2012年02月21日

マックQ

 J・ウェインが『ダーティ・ハリー』のヒットに嫉妬して製作された刑事アクション。ちなみに、ウェインはもともとハリー役にオファーされていたことがあった。友人の死に疑問を抱いた初老の警官が、警察を辞職して私立探偵となり、事件の真相に迫るというもの。
 ストーリーは一見複雑で退屈はしないが、過去のハードボイルド映画や小説からのパッチワーク。ウェインが大柄すぎて、アクションがモタモタしているのがツラい。クライマックスでは次々に意外な犯人たちが登場するのは面白い。
ウェインは1.5秒に32発連射できる銃を抱えるが、それでも大きなウェインが持つとおもちゃっぽく見える。さすがに大都会でライフルとはいかなかったようだ。

1983年6月29日 NTV「水曜ロードショー」にて鑑賞
監督 ジョン・スタージェス
ジョン・ウェイン(納谷悟朗)/エディ・アルバート(田中明夫)/アル・レッティエリ(小林清志)

予告編↓
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2012年02月05日

燃えよデブゴン2

 日本では「燃えよデブゴン」の続編として放送された、サモ・ハン・キンポー主演のカンフー・コメディ。かつて「お花小僧」と呼ばれていた義賊が老齢のため引退。だが、彼を狙って殺し屋が続々やってくる。お花小僧にあこがれるデブゴンとその友人のアンポンタンが協力し、彼の最後の花道を飾ろうとする。
 まず、日本語吹き替えの「お花小僧」という翻訳が最高。全般的に笑いはドロ臭いが、中盤、老弱したお花小僧をやる気にさせるため、民家で二人で一芝居うつ場面は傑作。ラストで殺し屋と対決するのはデブゴンだが、『燃えよデブゴン』のような迫力は無い。あくまでコメディーとして製作している様子が伺えるが、着眼点は斬新。
 マカロニウエスタンの『ミスター・ノーボディ』のBGMが随所に使われている。モリコーネがBGMを担当する香港映画なんて豪華だ(笑)


1981年12月24日 CX「ゴールデン洋画劇場」にて鑑賞
監督 カール・マック
サモ・ハン・キンポー(水島裕)/カール・マック(青野武)/ディーン・セキ(はせさん治)/大木民夫/戸田恵子/若本規夫


映像の抜粋↓
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2011年11月20日

『未来世紀ブラジル』初ブルーレイ化&テレビ放送吹き替え初収録!

 『未来世紀ブラジル』のブルーレイが、2012年2月3日に発売になります。今回の目玉は、なんといってもテレビ朝日の深夜で放送された吹き替え版が収録されている点です。確か、関東圏ではたった一回のみの放送だったはず。深夜にもかかわらず2時間半の拡大枠だったので、正味2時間弱の吹き替えが収録されていると思います。

 余談ですが、本作は監督のテリー・ギリアムが『バンデットQ』より前に温めていた企画ですが、映画化が難航していました。が、『バンデットQ』が大成功し、『ブラジル』の企画が通ったということです。




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2011年11月18日

出逢い

 ニューシネマ・タッチの人間ドラマ。元ロデオ・チャンピオンで、日々の生活に疑問を感じているスナック菓子のCMボーイが、ある日、馬の扱いのひどされに腹を立て、スポンサーの馬とともに逃亡してしまう。女性ニュースキャスターが彼をしつこく追うが、そのうちお互いに理解しあい、愛が芽生える、というストーリー。
 立場の違う二人の男女が魅かれ合いながらも、別々の道を歩んでゆく結末は、大人の映画でしんみりした味わいがある。スポンサー会社の社長を演じたJ・サクソンの悪役っぷりも良い。珍妙なのは原題の“The Electric Horsemen”だが、着る電飾つきのカウボーイ衣装を着た主人公のことだかから仕方ない(笑)

1985年3月24日 テレビ朝日「日曜洋画劇場」にて鑑賞
監督 シドニー・ポラック
ロバート・レッドフォード(野沢那智)/ジェーン・フォンダ(小原乃梨子)/ジョン・サクソン(内海賢二)/小林勝彦、仲村秀生

TVスポット
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2011年10月14日

密殺集団

 司法制度の問題点を鋭くえぐった異色サスペンス。主人公の判事が、明らかに有罪な容疑者を証拠不十分で無罪にしなければならないことに悩んでいると、師でもある老判事に私設判決集団に入るように誘われる。その一員となった主人公は、誤って無罪の者に殺し屋を差し向けたため、単身それを防ごうとするが…というストーリー。
 犯罪者を私刑で裁く立場から一転救う立場になるという、奇妙な逆転が非常に面白い。地を這うごとく重苦しい演出が、サスペンスを盛り上げる。ほとんどSFホラー調のBGMも、全体のトーンにぴったりで、ますますどんよりした気分になる。Y・コットーのパーマは似合わず、終始気になってしまった(笑)。

1989年3月9日 テレビ放送にて鑑賞
監督 ピーター・ハイアムズ
マイケル・ダグラス(田中秀行)/ハル・ホルブルック(阪脩)/ヤフェット・コットー(加藤精三)

予告編↓
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2011年09月03日

真夜中の悪魔たち

 「大草原の小さな家」のM・S・アンダーソンが主演したオカルト。魔力を持つ女子高校生が悪に目覚め、周囲を支配してゆくが、同じ能力を持つ同級生が彼女に対決を挑むというストーリー。
 魔女の背景については良く解説されているが、ストーリー展開もショック描写も甘い。クライマックスの対決も、アクションもサスペンスも盛り上がらず閉口。悪の魔女が、母親に炎のなかに押し込まれ、母子ともども焼け死ぬというラストの処理は、絶対にやって欲しくない安易さ…
 唯一面白かったのは、技術室での魔力合戦くらい。 

1987年6月13日 深夜放送にて鑑賞
監督 ロッド・ホルコム
メアリー・マクドノー/メリッサ・スー・アンダーソン/パトリック・キャシディ(※メモに声優名が田中秀行のみ記載)

映像の抜粋↓
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2011年08月19日

アンダーカバー/炎の復讐

 シルベスタ・スタローンの元妻のB・ニールセンが悪役を演じたマーシャル・アーツ・アクション。陰で街を牛耳る自警団に単身乗り込んだ刑事と、そのボスとの対決を描く。
 それまでのアメリカ映画にはみられなかった、ワイヤー使用のアクションがバンバン出てくるのが面白い。まるで白人ばかりのジャッキー映画大会。おかげで退屈せずに最後まで観ることができる。
 これまで髪をまとめたり短髪が多かったニールセンが、ロングヘアを披露していてなかなか魅力的。かつて“良く化けたオカマ”とまで言われていた汚名を、本作で返上している。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 スティーヴ・バーネット
ジェフ・ウィンコット/カレン・シェパード/ブリジット・ニールセン

予告編↓
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2011年08月11日

ミッドナイト・クロッシング

 カリブの美しい海を背景に、ドロドロの人間関係を盛り込んだサスペンス。
 キューバ危機時代に横領して隠した金を探しに、4人の男女がカリブ海のある島へと向かう。が、金を隠した海兵隊員が殺してしまった相手が、ヨットの船長の父親。主人公の女性は、その父親と恋仲にあった。さらに、船長の妻は海兵隊員と密会しており、複雑な人間関係と欲の渦巻く中、彼らは互いに争いはじめるというストーリー。
 かなり凝ったストーリーで、なかなか良くできている。地元の漁師のN・ビーティのからめ方などもなかなかスマートで感心した。F・ダナウェイの盲目演技もみどころ。ラストの処理が弱いのが難点か。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 ロジャー・ホルツバーグ
フェイ・ダナウェイ/キム・キャトラル/ネッド・ビーティ

予告編↓
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