2011年02月06日

マッドハウス

 米国AIPのホラー作品の人気スター、V・プライスと、ハマー・プロの顔P・カッシングが共演したサスペンス・ホラー。
 主人公であるホラー映画のスターの婚約者が、パーティの夜に首を切断されて死ぬ。そのとき、眠っていた主人公は、自分が殺したのではないかと疑念を抱き、精神を病んでしまう。その後、復帰して再びホラーに主演するとこになるが、昔のフィルムを見ると拒否反応で意識不明となり、その時きまって誰かが殺される。自分が犯人だと思った主人公は自殺をはかるが、真犯人は脚本家だった。自分が主演する予定だった作品の主演を、主人公に奪われたのがその動機だった、というストーリー。
 往年の名優たちの共演はみどころで、ラストのオチもなかなか気が利いている。が、ショック描写はソフトすぎ。このあたりに、アメリカの規制の厳しさを痛感する。英国ハマーなら、もっとショッキングでグロな描写ができただろうのに…

1985年8月10日 深夜放送にて鑑賞
監督 ジム・クラーク
ヴィンセント・プライス(千葉耕市)/ピーター・カッシング(大木民夫)/横沢啓子、白石冬美、小宮和枝

予告編↓
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2011年02月03日

マンディンゴ

 黒人差別問題を扱ったハードなドラマ。黒人奴隷を完全に「物」として扱い、決闘やかけあわせなどの人権無視の非道な行為が行われる大農園。農園主の放蕩息子は、自分のわがままから妻との仲が壊れ、結果妻は奴隷のひとりと浮気する。そして肌の黒い子供が生まれ、放蕩息子はその奴隷をゆで殺す。が、それを見て怒った奴隷仲間が農場主を射殺し、放蕩息子は初めて人命の尊さに気付くというストーリー。
 問題意識よりも、見世物小屋的。興味本位な描写が多いのだが、ストーリーは散文詩的でいまひとつまとまりに欠く。黒人との混血児を産む妻を演じたS・ジョージは、本作でも相変わらずのはすっぱな役柄だが、ぴったりとはまっている。

1987年11月27日 深夜放送にて鑑賞
監督 リチャード・フライシャー
ジェームズ・メイソン(高橋昌也)/ペリー・キング(堀勝之祐)/スーザン・ジョージ(山本嘉子)/ケン・ノートン(安藤茂樹)/ブレンダ・サイクス(鷲尾真知子)/千葉耕市、此島愛子

予告編↓

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2011年02月02日

マンハッタン皆殺し作戦

 実在のギャング“クレジー・ジョー”を題材に作られた作品。ケチなボスに嫌気がさした兄弟の殺し屋が独立するが、肝心なところは全てドンが握っているため、昔と変わらない生活を強いられる。しかも、元のボスは彼らに殺し屋をさしむけ、白昼のマシンガン乱射も起こる始末。主人公ははめられて刑務所へ入り、彼の兄は銃で自殺する。出所した主人公は、黒人ギャングと組み、ドンに挑戦状をたたきつけるが、無残な死を遂げるというストーリー。
 実話ならではの説得力と迫力は十分。刑務所で勉強して、イテンリ・ギャングになる主人公が面白い。

1986年3月23日 テレビ朝日「日曜洋画劇場」にて鑑賞
監督 カルロ・リッツァーニ
ピーター・ボイル(内海賢二)/リップ・トーン(羽佐間道夫)/イーライ・ウォラック(富田耕生)/阪脩、大塚芳忠、宮川洋一、石田太郎
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2011年01月26日

マイ・ライバル

 陸上競技に青春を賭ける少女を、リアルなスポーツ界の描写を交えて描く異色スポコン映画。
 いまひとつ伸びない陸上選手の少女が、その才能を見抜いた先輩選手(女性)に指導を受け、新たなコーチ(男性)のもとで才能を伸ばしてゆく。一方で、彼女は先輩選手とレズ関係になる。が、コーチも彼女の才能に気付き、専属となって彼女を一流に育てようとする。ハブにされた先輩選手は嫉妬し、主人公との間に確執が生まれるが、オリンピック出場をかけた大会の中で和解してゆく、というストーリー。
 スポーツ映画としても、恋愛ものとしても、友情ものとしてもかなり異質で、内容はタツノコプロの初期アニメのように大変泥臭い。その異常さに圧倒されるので、感動はいまひとつ。M・ヘミングウェイの熱演は買うが。

1987年11月15日 テレビ朝日「日曜洋画劇場」にて鑑賞
監督 ロバート・タウン
マリエル・ヘミングウェイ(玉川砂記子)/スコット・グレン(堀勝之祐)/パトリス・ドネリー(田島令子)/ケニー・ミーア(池田秀一)/山田栄子、伊倉一恵、阪脩、石丸博也

映像の抜粋↓
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2010年11月23日

三鷹オスカー 一日だけ、復活!! 第2弾

 11/21から開催中の「第1回三鷹コミュニティシネマ映画祭」の企画で、本日23日に「三鷹オスカー 一日だけ、復活!! 第2弾」が開催されます。三鷹オスカーといえば、かつては特徴のあるテーマで週変わり三本立て上映を行っていた名画座。多くの映画ファンにも愛された、三鷹の顔ともいえる映画館でした。
 今回は、「〜フェデリコ・フェリーニ特集 恐怖妄想人間〜」と銘打って、『8 1/2』と『魂のジュリエッタ』が上映されます。濃いな〜。

詳しい情報は→こちら

『8 1/2』映像の抜粋↓
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2010年09月30日

モンティ・パイソンの プライベート・パーティー

 モンティ・パイソンのライブ・スケッチ集。つまり舞台公演である。舞台という性質上、思い切ったセットや特撮などは使えず、シニカルさも十分生かされていない。しかも、テレビシリーズと同じコントもあり、なんとなく損をした気分になる。
 が、5人の化けっぷりはテレビ以上に凄く、誰が誰だかわからないほど、役に溶け込んでいる。おまけに演技力も凄いので、よけいに判別できない。吹き替えがあれば、かろうじて声優の声で判別がつくだろうが…
 この作品はIMDBを原題で探しても出てこない。それもそのはず、『モンティ・パイソンのシークレット・ポリスマン』の中からモンティのライブを抜き出した総集編だから。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 ロジャー・グラエフ/ジュリアン・テンプル
グレアム・チャップマン/ジョン・クリーズ/エリック・アイドル/テリー・ジョーンズ/テリー・ギリアム

『シークレット・ポリスマン』より↓
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2010年09月20日

MIDNIGHT EYE ゴクウ

 『スペース・コブラ』の寺沢武一の原作をOVA化。
 近未来の東京で、私立探偵のゴクウが悪の罠にかかり殺されそうになる。九死に一生を得た彼は、世界中のコンピュータと接続できる左眼と如意棒を、謎の人物から授かる。
 マッドハウスだけに作画はさすが。『コブラ』と異なり、ストイックするぎる主人公なので、痛快さには少々欠く。敵のボスとその手下の殺し方が同じ方法なのは、ネタの使いまわしみたいでいただけない。
 特筆すべきは、主人公ゴクウの声を担当したのが松田重治という点。「ひらけポンキッキ」のムックの声である!

レンタルビデオにて鑑賞
監督 川尻善昭
松田重治/小山茉美/若本規夫/家弓家正/永井一郎

映像の抜粋↓

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2010年09月10日

南から来た用心棒

 ムサいマカロニ・ウエスタンの世界で、甘いマスクで人気を博したG・ジェンマ主演作。
 荒くれ一味が囚人を脱獄させて仲間に引き入れ、極悪非道な悪事を重ねる。囚人の一人だった主人公は、仲間に加わらず逃走。一味と対立するというストーリー。
 ロケは広大な荒野と町が半々くらいで、レオーネ作品のような息を呑むような情景はなく、割と単調なイメージ。マカロニの初期作品ということもあって、ガンプレイもおとなしい。が、一味のボスを物凄い銃の腕前に設定した点は良く、主人公との対決が盛り上がる。一方の主人公は、ジャケットに偽の腕をつけて油断させるという頭脳プレイ(姑息ともいう)で面白い。
 全体的にコメディタッチなので、ハードなマカロニを期待すると肩透かしを食うが、娯楽映画として観るには問題なし。

1990年4月14日 テレビ東京深夜にて観賞
監督 ミケーレ・ルーポ
ジュリアーノ・ジェンマ(野沢那智)/コリンヌ・マルシャン(平井道子)/フェルナンド・サンチョ(滝口順平)/ロベルト・カマルディエル(神山卓三)

予告編↓
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2010年08月09日

ミッション・アンゴラ/怒りのテロ・キャンプ救出

 いわゆる特殊部隊アクションだが、筆舌に尽くしがたいほどつまらない一本。
 アンゴラのテロリスト・キャンプの調査に向かったCIA局員が捕まる。一人がなんとか脱出し、仲間を集めて再びアンゴラに戻るが、テロ集団のボスは既に別国へ脱出していた。彼らは外国のテレビ取材班に変装し、テレビ出演中のボスを蜂の巣にするのだった。
 ストーリーだけをみると、そこそこ面白そうなのだが、映像は貧弱でアクションもほとんどなし。戦闘シーンもまったく迫力がなく、何のために製作したのか小一時間問い詰めたくなる。
 こんな作品でも、プロダクションを移して続編が製作されていた。当然、完成せずに終わったが。

レンタルビデオにて鑑賞
監督 ピーター・マッケンジー
エイシャー・ブローナー/ジェシー・ヴィント

予告編。編集の工夫で本編の100倍面白そうに見える罪な作り↓
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2010年07月30日

真夜中の野獣刑事・全裸殺人鬼を追え!

 「全裸」に反応するも、「殺人鬼」のほうか…と茶の間のお父さんをがっかりさせたサブタイトルを持つ、サスペンス・アクション。
 トイレで全裸になってマッパのまま通りに飛び出して殺人を犯し、また戻ってきて血を洗い流して服を着るという犯行をくりかえす異常殺人鬼。現場に証拠が残らないため、犯人が割り出せない。担当刑事が執念の捜査で追い詰めるが、犯人は「自分は精神病だから無罪だ」とうそぶくが…というストーリー。
 ブロンソンも、もう動きが鈍くなってきて、アクションよりもストーリーが中心。が、話じたいがモタついて、単なるポリス・ストーリーもののレベルにとどまった。全裸殺人も一見説得力があるが、髪の毛や皮膚片が現場に残りそうで、現代の科学捜査は誤魔化せそうにない。唯一、(あまり映画を観ない人の)予想を裏切るラストが見どころか。
 殺人鬼を演じるG・デイヴィスは、『ミッドナイト・エクスプレス』の故ブラッド・デイヴィスの弟。兄同様、狂気の演技は得意なようだ。おまけに声が"さそり"こと堀勝之祐なので、ブチ切れ度200%(「日曜洋画劇場」の異常殺人犯の声は、いつも掘だけど)。

1985年 テレビ朝日「日曜洋画劇場」で鑑賞
監督 J・リー・トンプソン
チャールズ・ブロンソン(大塚周夫)/リサ・アイルバッハー(戸田恵子)/ジーン・デイヴィス(堀勝之祐)/アンドリュー・スティーヴンス(池田秀一)/宮川洋一、増岡弘、幸田直子、鵜飼るみ子、仲木隆司

予告編↓
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