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2012年02月26日

ドラゴンを消せ!

 『燃えよドラゴン』の大ヒットの尻馬に乗ったようなタイトルのアクション。香港からロスへ現金を運ぶように依頼されたマーシャル・アーツの達人が、アジアの闇ドル市場を牛耳る日系人と対決するというストーリー。
 とストーリーをまとめてみたものの、肝心のマーシャルアーツのシーンは少ない。代わりにカーチェイスなどで補ったりしているが、そういったアクション・シーン自体も少ない。すぐに女性と懇ろになってしまう主人公は、むしろ黒人版ジェームズ・ボンドを意識しているかのよう。
 クライマックスの秘密基地の爆破シーンは迫力があるが、その後の風間健との対決が盛り上がらず、残念な仕上がりとなった。

1983年6月27日 TBS「月曜ロードショー」にて鑑賞
監督: ヘンリー・レヴィン/デヴィッド・ローウェル・リッチ
フレッド・ウィリアムソン/バイロン・ウェブスター/風間健(※メモに声優の記載なし)

完全に007調の予告編は↓
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2012年02月25日

コンクリート・ジャングル

 未公開ながら「月曜ロードショー」で放送された女囚もの。女囚ものはいつも高視聴率を取っていたからだろうが、内容は軽い。知らずに麻薬の運び屋にされた女性が逮捕され、刑務所に収監される。そこでは、女刑務所長と囚人のボスが結託し、麻薬の売買を行っていた。ある日、主人公はボスによる囚人の殺害現場を見てしまい、所長とボスの両方を敵にまわすことになる。
 主人公が、無実を訴えてなよなよしている前半はいらいらするが、いよいよ腹を決めて荒くれ女囚に変貌してゆく展開は面白い。見せ場も多く用意されていて、退屈しないように作られている。クライマックスは、暴動にまぎれて遂にボスと対決。相手を感電死させるアイディアも良し。幕切れがちょっと弱いため、主人公の今後が気になるが、全体的には及第点。 

1983年5月30日 TBS「月曜ロードショー」にて鑑賞
監督 トム・デ・シモーネ
トレイシー・ブレグマン(岡本茉莉)/ジル・セント・ジョン

映像の抜粋↓
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2012年02月24日

燃える昆虫軍団

 一風変わったパニック・ムービー。地震によって大型のゴキブリ状の昆虫が出現し、その日から謎の放火事件が町に相次ぐ。科学者が調査を進めると、発火装置を持つ太古の昆虫が原因だったことが判明。興味を持った科学者が昆虫を調べると、気圧の高い地下で生息していたため、地上では長く生きられないことを知る。彼は、ゴキブリと交配させて、地上でも生きることのできる新種を作り出すが、その新種には突然変異で人間並みの知能が宿っていた、というストーリー。
 前半は昆虫パニックもので、後半は科学者と知性を持った交配種の対決という斬新な展開が興味深い。だんだん心が病んでゆく科学者の描写も良い。昆虫は、実際に存在するマダガスカルオオゴキブリを使っている。ラストは、交配種に襲われた科学者が燃えながら地割れに突っ込み、交配種とともに地下に埋まる。またいつか地震で交配種が復活することを匂わせて幕を閉じる。
 本作は「水曜ロードショー」で2時間枠で放送され、その後テレビ朝日で放送になったが、そのとき選挙番組で枠が縮められ(淀川さんの解説付きだったが確か90分枠)、以降は90分枠でしか放送されなくなった。カットされた吹き替え音源は、もう無くなっているだろう。

1983年6月26日テレビ朝日「日曜洋画劇場」にて放送
監督 ジュノー・シュウォーク
ブラッドフォード・ディルマン(羽佐間道夫)/ジョアンナ・マイルズ

予告編↓
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2012年02月23日

ドクター・モリスの島/フィッシュマン

 『ドクター・モローの島』に便乗して製作されたイタリアのパチもの。が、キッチュさはあるものの、意外に楽しめる一本。謎の島にたどりついた軍医が、島に住む白人が原住民をフィッシュマンに改造し、アトランティスの宝物を集めさせていたことを知るというストーリー。
 まず、フィッシュマンの造形が100点満点。一見稚拙な作りとバランスの悪い頭部が、逆に異様な不気味さをかもし出している。元は原住民を遺伝子改造して作ったミュータントで、薬でてなずけられていて、そこはかとなく哀れな存在である点も良い。彼らを利用し、宝を独り占めしようとするR・ジョンソンの鬼畜っぷりもみどころ。イタリアB級ものにしてはテンポが良く、クライマックスは火山噴火のスペクタクルまであって退屈させない作りになっている。

1983年5月29日 テレビ朝日「日曜洋画劇場」にて鑑賞
監督 セルジオ・マルチーノ
クラウディオ・カッシネリ(羽佐間道夫)/バーバラ・バック(田島令子)/ジョセフ・コットン(杉田敏也)/リチャード・ジョンソン(勝部寅之)

予告編↓
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2012年02月22日

『バンデットQ 製作30周年記念 スペシャル・エディション』ブルーレイ&DVD本日発売!

『バンデットQ 製作30周年記念 スペシャル・エディション』のブルーレイとDVDが、本日発売になります! 今回の目玉は、「日曜洋画劇場」で放送された吹き替え音声。記憶では、本放送の後は深夜で1回放送されたきりで、その後「午後のロードショー」にも登場せず、幻の吹き替えになっていました。ファンの方は、これからいつでも、豪華キャストの吹き替え版で楽しんでいただけますよ!

『バンデットQ 製作30周年記念 スペシャル・エディション』ブルーレイ



『バンデットQ 製作30周年記念 スペシャル・エディション』DVD
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2012年02月21日

マックQ

 J・ウェインが『ダーティ・ハリー』のヒットに嫉妬して製作された刑事アクション。ちなみに、ウェインはもともとハリー役にオファーされていたことがあった。友人の死に疑問を抱いた初老の警官が、警察を辞職して私立探偵となり、事件の真相に迫るというもの。
 ストーリーは一見複雑で退屈はしないが、過去のハードボイルド映画や小説からのパッチワーク。ウェインが大柄すぎて、アクションがモタモタしているのがツラい。クライマックスでは次々に意外な犯人たちが登場するのは面白い。
ウェインは1.5秒に32発連射できる銃を抱えるが、それでも大きなウェインが持つとおもちゃっぽく見える。さすがに大都会でライフルとはいかなかったようだ。

1983年6月29日 NTV「水曜ロードショー」にて鑑賞
監督 ジョン・スタージェス
ジョン・ウェイン(納谷悟朗)/エディ・アルバート(田中明夫)/アル・レッティエリ(小林清志)

予告編↓
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2012年02月20日

ええじゃないか

 幕末を舞台に、アメリカ渡航から戻ってきた男が、時代の変わり目に乗ってあくどく儲けようとする豪商にいいように操られ、「ええじゃないか」騒動の手先となってゆく様を描く。
 「太陽にほえろ」の知性派・山さんこと露口茂が豪商・金蔵を演じていて、見事な悪役ぶりをみせつける。三木のり平演じる桝屋と一緒に、幕府と民衆を手玉にとって、あの手この手で操る様が凄い。遂に世直しが来るという瞬間、不要な者たちを口封じのために次々と始末する冷酷さもみどころ。ラストで、主人公の源氏(泉谷しげる)が、調子に乗って幕府まで襲撃したため、危険を感じた桝屋は金蔵を消す。
 当時の町人が、今の政治家のようなことをやっているのが興味深い。作りは群像劇でまとまりのない箇所も多いが、金蔵のピカレスク・ロマンとして観れば楽しめる。

特別枠にて放送
監督 今村昌平
泉谷しげる/緒形拳/露口茂/桃井かおり/草刈正雄/三木のり平/火野正平

スペイン版予告↓
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2012年02月19日

配達されない三通の手紙

 エラリー・クイーン「災厄の町」の映画化だが、とんだ駄作。クイーン本人がこの作品を観たら悶死間違いなし。3年前に姿を消した婚約者が突如戻ってきたことから、上流一家で謎の殺人事件が発生する。
 監督の野村芳太郎は、本作をミステリーではなく人間ドラマとして扱っているため、推理ものとしての面白さが薄い。とにかく作り方が下手で、脚本もめちゃくちゃ。ラスト近くでは、謎をぼろぼろとばらし、意外性皆無の展開で目が点になる。
 見るべきところは、役者の演技合戦。栗原小巻のカリスマ性のある演技、喜怒哀楽の感情を見事に表現した佐分利信、小心者っぷりでイライラさせる片岡孝夫(笑)、ヌードまで披露した松坂慶子など、スターの面々の華麗な見せ場の数々は価値あり。ただ、映画の内容はホントにヒドイよ。

特別枠にて鑑賞
監督 野村芳太郎
栗原小巻/佐分利信/片岡孝夫/松坂慶子/乙羽信子/小川真由美/神崎愛
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2012年02月18日

イスタンブール大追跡

 『ドッグチェイス』のA・イサシ監督による娯楽アクション。裏家業の主人公がCIAの目にとまり、誘拐された原子物理学者の奪還を依頼される。相手を次々に倒しながら、米国が支払った身代金もちゃっかりいただいてしまう、というストーリー。
 前半のアクションには感心するものが多く、イスラム寺院での格闘は手に汗握らせるし、停車場の銃撃戦、工事中のビルでのアクションは、007シリーズにひけを取らない。クライマックスは世界征服をもくろむ一味の船に乗り込んでの決戦だが、この当たりはちょっと物足りない。
 全体的にコミカルで、007の影響下で作られているのは明らかだが、昔の連続活劇風の展開は息もつかせず退屈はしない。その分、ドラマはそっちのけで、細かい部分が分かりにくいが…
 製作・脚本は『ダイヤモンドの犬たち』のプロデューサーのナット・ワックスバーガー、音楽も『ダイヤモンド…』のジョルジュ・ガルヴァランツ。誘拐犯の親玉をK・キンスキーが演じている。

地方局にて鑑賞
監督 アントニオ・イサシ
ホルスト・ブッフホルツ(松山英太郎)/シルヴァ・コシナ/マリオ・アドルフ/クラウス・キンスキー

映像の抜粋↓
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2012年02月17日

サンバーン

 困った映画である。ストーリーがまったく整理されておらず、恐らくスタッフも分けが分からず参加していたと思われる。ここからは、自分が無い知恵を絞ったストーリー解説をしてみる。
 ソーレンという男が死に、保険調査員である主人公が調査にやってくる。調べるうちに、ソーレンが何者かに恐喝されていたことが分かる。理由は、彼は元・ナチスの一員で、かつてメキシコに特殊工作員として派遣されたが、捕虜になり脱走。その際、殺人を犯してしまったが、これが白日のもとにさらされると、ナチ・ハンターと被害者の遺族の両方に狙われることになる。それを暗黒街のボスであるゲラが知り、ソーレンをゆすりはじめた。そしてソーレンは自殺し、そのときの遺書を主人公が見つけ、めでたしめでたし。
 映画を観ていてストーリーが把握できなくなる原因は、展開がソーレンのパートと、ゲラのパートで完全に二分されている点。ミッキー・マウスの謎はほったらかしだわ、ゲラがどうなったのかも不明だわと、展開が穴だらけ。カーアクションはまあまあだが、サスペンスはてんでダメ。ファラーも、アンポンタンなのか聡明なのか分からない女性を演じている。
 本駄文が、作品を見直す際にストーリーを把握するためのガイダンスになれば幸いである。

1983年9月13日 CX「ゴールデン洋画劇場」にて鑑賞
監督 リチャード・C・サラフィアン
ファラ・フォーセット(小原乃梨子)/チャールズ・グローディン/アート・カーニー

予告編↓
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