イタリア版HDマスター、TV吹替2種収録!特典4時間以上の決定版! 購入は→こちらから

2012年02月06日

『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』DVD予約受付スタート!

 オリジナルの“ホームズ”ものの大傑作『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』DVDが2月29日に発売が決定しました。それに伴い、現在予約を受け付け中です。

予約はこちらから→allcinema SELECTION

商品の詳細ページ→こちら

なお、本商品はallcinema SELECTIONのネット通販と、都内一部のアンテナショップのみで販売されます。amazonでは取り扱っていませんので、ご注意ください。

DVD用予告編↓
posted by 足ランティー脳 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | サ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月05日

燃えよデブゴン2

 日本では「燃えよデブゴン」の続編として放送された、サモ・ハン・キンポー主演のカンフー・コメディ。かつて「お花小僧」と呼ばれていた義賊が老齢のため引退。だが、彼を狙って殺し屋が続々やってくる。お花小僧にあこがれるデブゴンとその友人のアンポンタンが協力し、彼の最後の花道を飾ろうとする。
 まず、日本語吹き替えの「お花小僧」という翻訳が最高。全般的に笑いはドロ臭いが、中盤、老弱したお花小僧をやる気にさせるため、民家で二人で一芝居うつ場面は傑作。ラストで殺し屋と対決するのはデブゴンだが、『燃えよデブゴン』のような迫力は無い。あくまでコメディーとして製作している様子が伺えるが、着眼点は斬新。
 マカロニウエスタンの『ミスター・ノーボディ』のBGMが随所に使われている。モリコーネがBGMを担当する香港映画なんて豪華だ(笑)


1981年12月24日 CX「ゴールデン洋画劇場」にて鑑賞
監督 カール・マック
サモ・ハン・キンポー(水島裕)/カール・マック(青野武)/ディーン・セキ(はせさん治)/大木民夫/戸田恵子/若本規夫


映像の抜粋↓
posted by 足ランティー脳 at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月04日

戒厳令の夜

 五木寛之の原作を映画化したサスペンス。第二次世界大戦中、ドイツから日本へ密かに運ばれた有名画家の作品をめぐり、血みどろの事件が展開される。
 美術を学んだ青年・江間は、南米の画家ロペスの作品がバーに飾られているの見つけた。友人から、ロペスの画は戦時中にナチスに奪われたことを知らされる。彼がロペスの画を観たという右翼の大物・鳴海を尋ねると、その画は日本に密かに運ばれていると言う。その陰謀を白日にさらすべく、鳴海は部下とともに首相のいる会議場を占拠する。一方、鳴海にロペスの画を託すされた江間は、ロペスの国・ヌエバグラナダへと向かった。政府の影の実力者の命令により、会議場は爆破され全員死亡。ヌエバグラナダに着いた江間も、クーデターに巻き込まれ射殺されるのだった。
 日本映画離れしたジェットコースター的展開は大いに楽しいのだが、ラストも不条理で、暗い気持ちのままエンディングを迎えるのがトラウマ。スペインでのロケ・シーンは、画的にも迫力あり、作品の風格を高めている。鶴田浩二の力演もみどころ。樋口可南子のヌード・シーンは、当時話題になった。
 穴もいっぱいでヘンな作品なのだが、それゆえ印象に残る。二度も観てしまった。

1981年7月20日 TBS「月曜ロードショー」にて鑑賞
監督 山下耕作
伊藤孝雄/鶴田浩二/江間隆之/樋口可南子/佐藤慶/伊吹吾郎/長門勇/伊藤雄之助

オープニング↓
posted by 足ランティー脳 at 09:00| Comment(1) | TrackBack(0) | カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月03日

パッセージ・死の脱走山脈

 第二次大戦を舞台に、科学者の亡命を助けるピレネー山脈のガイドの活躍を描く戦争サスペンス。『ナバロンの要塞』の山岳版みたいな趣きもある一本。
 サスペンス場面の演出はまずまずだが、アクションになるとモタモタ。これはトンプソン監督の特徴でもあるので、しょうがないか(?) 内容もかなり暗く、娘がレイプされそうになり、助けが来るだろうと思っていると、そのまま犯されて終わりなど、予想を裏切る救いのない展開も。
 但し、ナチ親衛隊長を演じるM・マクダウェルの演技はすばらしく、レジスタンスを拷問して指をジョキジョキと(口でジョキジョキと言っている)ナイフで細切れにする場面は、背筋が凍る。その分、ラストではとんでもない死に様を期待していたが、あっさり死んでカタルシスに欠いた。変な幻想オチも、観客をドキリとはさせるが、本作の流れとしては必要ない。未公開やむをえなしの仕上がり。C・リーがジプシーの親分役で特別出演。

1983年12月11日 テレビ朝日「日曜洋画劇場」にて鑑賞
監督 J・リー・トンプソン
アンソニー・クイン(小松方正)/マルコム・マクダウェル(樋浦勉)/クリストファー・リー(?)

指きりシーン、ありますた↓
posted by 足ランティー脳 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月02日

007特番の思い出

 昔はゴールデンタイムの「水曜スペシャル」や「木曜スペシャル」などで、よく映画の特番が組まれていた。アクション映画の見せ場100連発とか、ホラー映画のショックシーン150連発とか、とにかく映画の一番オイシイ場面を細かいカットでつなげて90分の番組にするという、現在の著作権管理ガチガチの状況では絶対に無理な、すばらしい番組が放送されていた。そんな番組は、ヘラルドや東和が、自分の新作の宣伝のために、過去の作品のフッテージも含めて提供していた。独立系配給会社ゆえ、おおらかな対応ができたのだろう。
 ところが、007も同様の特番が組まれていた。天下の大メジャー、ユナイトも、007の宣伝とあらばなりふりかまわず大盤振る舞い。シリーズ過去全作のハイライトシーンが一挙に観れる超お得な番組だった。ボンドが毒蜘蛛を叩き潰した後にオリエント急行の死闘、そしてオドジョブとの対決、みたいな。こういった番組では一応、スタジオにMCやゲストはいるのだが、最初と最後以外はほとんど出てこず、ひたすら映像を流しまくる構成が良かった(制作は大体、武一プロダクション)。当時小学生だった自分も随分と興奮させられたものだ。こういった番組を見て、007に興味を持った人々も多いはず。
 007の特番はテレビ朝日「水曜スペシャル」の十八番だったのだが、『美しき獲物たち』のとき、なぜかTBSで特番が組まれた。鶴太郎がボンドのマネをしてくだらないコントを行うなど、MCとゲストの出演時間が半分以上で、肝心の007のフッテージはおざなりという悲惨なもので、当時憤慨したのを覚えている。
posted by 足ランティー脳 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月01日

ネバーセイ・ネバーアゲイン

 『サンダーボール作戦』の原案の権利を持つケヴィン・マクローリーが、コネリーを起用して別のスタジオで製作した一本。核ミサイルを奪ったスペクターに、ボンドが挑む。
 ストーリーは『サンダーボール作戦』と基本的に同じ。登場するガジェットは当然新しくなっているが、どれも魅力に欠く。敵役ブランダウアーとボンドがビデオゲームで対決するところが、時代を反映していてちょっと面白いくらい。
 ミスキャストも多く、ブロフェルド役のM・F・シドーは好々爺にしか見えない。役作りの指示が十分になされていないかんじだ。ボンドガールたるK・ベイシンガーもぱっとしないし、M役のE・フォックスも迫力不足でボンドの同僚にしか見えない。が、バーバラ・カレラは、それまでのエキゾチックなお人形さん的な立ち居地を脱し、縦横無尽にアクションしてボンドを追い詰める女殺し屋ファティマを大好演。彼女の活躍を観るだけで、もとは取れる。さらに「Mr.ビーン」ことR・アトキンソンが諜報部の事務員で登場、少ない場面ながら笑いを誘う。
 アクションは月並みなものが多く、コネリーも老体なのでスピーディさがどうしても出ない。最大の問題は、水中アクション。すべてがもっさりした動きで、盛り下がることはなはだしい。『サンダーボール作戦』のスタッフがいかに凄い仕事をしていたかが、よく分かる。
 TV吹き替え版では、コネリー=若山は当然として、ブランダウアーを007の悪役常連の内海賢二が担当しているところがポイント。B・カレラを担当した鈴木弘子のはちきれた演技も注目。

監督 アーヴィン・カーシュナー
ショーン・コネリー(若山弦蔵)/キム・ベイシンガー(田島令子)/クラウス・マリア・ブランダウアー(内海賢二)/バーバラ・カレラ(鈴木弘子)/マックス・フォン・シドー(中村正)/バーニー・ケイシー(田中信夫)/アレック・マッコーエン(石森達幸)/エドワード・フォックス(羽佐間道夫)/ローワン・アトキンソン(村山明)

予告編↓
posted by 足ランティー脳 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月31日

番外編:007/カジノ・ロワイヤル(1967年版)

 イオン・プロが007シリーズの原作権に目をつけたとき、既に売れていたのが「カジノ・ロワイヤル」だった。『ドクター・ノオ』から大躍進を続ける本家に対し、コメディとして対抗したのが本作。
 冒頭いきなり幼稚なハゲネタからブラックな爆死ネタへつながるエキセントリックさは、モンティ・パイソン調でよろしいのだが、その後の展開がつながらないところが多く、本編は何をやっているのか良くわからないままエンディングを迎える。それもそのはず、監督が5人も(クレジットされていない監督もいるので、もっと多い)いれば「船頭多くして船山に登る」になって当然。ついでに007のコードネームを持つ諜報員も5人登場。大カオスの浅草カーニバル祭りといったところ。主演のはずのP・セラーズの途中退場にも驚かされる。
 とはいえ、ここまで徹底して狂った内容にすれば、それはそれで面白い。まったく笑えないギャグの数々も、ナチュラル・ドラッグのような効果を生み、心地よく頭がクラクラ(笑)。今でも笑えるのは、W・アレンのパントマイムと、マタ・ボンドが使用人に「お前、英語分かる?」と聞くと「ノー」と答える場面くらい。
 前・後編で放送された吹き替えは、ほぼノーカット。ただ、配役はかなりの変化球で、P・セラーズ=浦野光、D・ニーヴン=川久保潔。そのくせ、U・アンドレスは『ドクター・ノオ』と同じ武藤礼子だったりする。このバージョンは80年代末までよく放送されていたので、録画している方も多いだろう。

監督 ジョン・ヒューストン/ケン・ヒューズ/ロバート・パリッシュ/ジョセフ・マクグラス/ヴァル・ゲスト
ピーター・セラーズ(浦野光)/デヴィッド・ニーヴン(川久保潔)/デボラ・カー(水城蘭子)/ウィリアム・ホールデン(木村幌)/ウディ・アレン(嶋俊介)/ウルスラ・アンドレス(武藤礼子)/オーソン・ウェルズ(雨森雅司)/ジャン=ポール・ベルモンド(青野武)/ジョアンナ・ペティット(松尾佳子)

キッチュなオープニングをどうぞ↓
posted by 足ランティー脳 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月30日

007/慰めの報酬

 シリーズ初の、前作から続いたストーリーの第22弾。アクション映画の経験の無いM・フォースターを監督にしたところ、暴走しまくりでシリーズ最低の作品が生まれてしまうという大惨事を招いた。前作に続き、謎の組織クォンタムを追うボンドを描く。
 007映画としてあまりにひどい出来。なぜそうなってしまったかの理由を、記録として残す義務感に駆られたので、2009年1月30日の読売新聞夕刊の記事をもとに解説する。まず、記事の監督インタビューによると、「ロジャー・ムーアらが演じた女性と戯れるボンド像をあまりにも陳腐と感じた」と言っている。ムーア=ボンドは、007を世界的規模の人気作に押し上げる時期に大貢献しているし、ダルトン、ブロスナンだってファン層を広げるのに貢献してきた。何よりも、世界興収がそれを証明しているのに、「てめえの狭量と石頭で判断すんじゃねえよ!このハゲ!!」と言いたくなる。ついでに「監督に抜擢され、最初はあまり乗り気ではなかった」とのたもうた。007愛が無い奴に監督させるとは、プロデューサーも魔が差したとしか思えない。
 この記事からは、さらに驚愕の事実が明るみにでる。脚本がメチャクチャだと思っていたら、なんとP・ハギスは自作の監督のため未完のまま脚本を放り投げ、監督のフォースターと彼の子飼いの脚本家がロケハンをしながら仕上げたという。こんなんで、まともな映画が出来るわけがない。
 アクションも細かいカット割りとアップの連続により、壮大さに欠き何をやっているのかさっぱり分からない。DVDで見直しても、やはり分からない。この描写力の欠陥は、フォースターにアクション映画の監督としての才能が微塵も無いことを証明している。撮影もヘタクソで、これも監督子飼いのロベルト・シェイファーによるもの。彼は本作までドラマしか撮ったことがないので、どうしようもなかったのだろう。「ジェイソン・ボーン」シリーズのデジャヴのような無能アクションばかりで頭が痛くなった。
 記事の最後でフォースターは「プロデューサーから次回作もと誘われたが固辞した」と言い放つ。プロデューサーは相当頭を冷やしたほうが良いし、二度とフォースターを007に近づけないで欲しい。じゃないと、世界中の007ファンが、D・クレイグ起用のときよりも、もっとすさまじいボイコット運動を起こすだろう(本作は、007ファンには世界的に“シリーズ最低作”のレッテルを貼られているらしい)。
 監督の悪口ばかりになるのも癪なので、自分なりのラストの解釈をば。ボンドが悪役グリーンを砂漠に放置してエンジンオイルを水代わりに与えて去る。その後、ボンドはMから「グリーンがオイルを飲んで頭を撃ち抜かれて砂漠で死んでいた」と聞かされる。これは、非戦闘員の諜報員フィールズを、グリーンがオイルまみれにして殺したことに対し、クォンタムがグリーンを似た手口(オイルを飲ませる)で始末することで、英国諜報局に「手打ち」を暗に持ちかけているような気がした。
 吹き替えは無難な配役。が、ボンドがMの前で「僕」と言った瞬間は卒倒しそうになった。これはマズいでしょう。

監督 マーク・フォースター
ダニエル・クレイグ(小杉十郎太)/オルガ・キュリレンコ(佐古真弓)/マチュー・アマルリック(家中宏)/ジュディ・デンチ(此島愛子)/ジェマ・アータートン(冠野智美)/ジャンカルロ・ジャンニーニ(菅生隆之)/ホアキン・コシオ(長克己)/ジェフリー・ライト(辻親八)/イェスパー・クリステンセン(仲野裕)
※TV未放送のため、DVDの吹き替えキャスト。

予告編↓
posted by 足ランティー脳 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月29日

007/カジノ・ロワイヤル

 6代目ボンド=D・クレイグ登場のシリーズ第21作。若い頃のボンドを描く、シリーズ仕切り直し編。テロ事件を起こして株価操作により巨額の富を得ようとするル・シッフルに、ボンドが賭博で挑む。
 若いボンドが、失敗ばかりのダメ諜報員として描かれている点が、まず素晴らしい。本作はスーパー諜報員ボンドも、かつては未熟な時期があったという、当たり前のバックボーンを提示しているため、本作を観た後で『ドクター・ノオ』から観直すと、ボンド像がさらに深みを増して見えるという効果がある。「あのダメダメが、ここまで成長したか」という、長年の上司が暖かい目で部下を評価するような気持ちになるのだ(笑)そういった意味で、本作はシリーズで非常に重要なポジションを占めるといえる。
 ほとんど狂犬と化したボンドがやたらめったら敵を殺しまくるのが目新しい。まだ駆け出しで、本人に余裕がないからだろうけど。『サンダーボール作戦』で「ザコは殺さんよ」と言っていたのは、散々ザコを殺してきた結果ゆえなのね(笑)。
 アクションは、狂犬ボンドのパワフルさによって、観ている側が思わず力こぶ出しちゃうほどエキサイティングに盛り上がる。監督のM・キャンベルと撮影のP・メフューの「特捜班CI☆5」コンビによる、スピーディな演出と見事なショットも貢献している。脚本のおかげもあるが、キャンベルの演出・構成は『ゴールデンアイ』より格段に進歩しており、100点満点中300点あげる。
 ドラマ部分の会話も、陳腐にならないぎりぎりで洒落たものになっていて、これは脚本のリライトを担当したポール・ハギスのおかげだろう。見せ場とドラマの配分も良く、2時間半という超尺があっという間に終わる。余韻の残るラスト・シーンもシビれまくる。長年のボンド・ファンも納得する、シリーズ屈指の大傑作といっていいだろう。そういえば、クレイグ=ボンドに決まったとき、ボイコット運動がイギリスなどで起こっていたが、作品を観たらアンチが謝罪したということもあったなあ。キャンベル監督には「よく頑張りましたで賞」をさしあげる。
 また、主題歌も本作を傑作に押し上げることに貢献している。過去のシリーズは、ラブ・ソング的なものや、敵キャラのことを歌ったものばかりだったが、本作では00セクションに所属する者の運命や心得が歌詞になっている。ボンドがこれから受け入れなければならない残酷な宿命が浮き彫りにされるという、シリーズでもかなり異色な主題歌だ。シリーズの他の作品のDVDでは主題歌の歌詞は字幕にならないが、本作だけは歌詞字幕が入っている。歌詞を理解したかとしていないかで、その後のストーリーの印象がまるで変わってきてしまうので、DVD制作スタッフの英断に拍手(TV放送のときは主題歌がカットされていたので、TVが本作の初見の方は、面白さ半減でお気の毒…)。
 TV吹き替えは、クレイグ=藤真秀で新録。藤の声は、小川真司によく似ている低音ヴォイス。大メジャー作の主演を演じる緊張感からか、やや演技が固いが及第点。M・ミケルセンの藤原啓治も、クールな中に狂気を秘めていてなかなかの仕上がりだった。DVD版のブロスナン=ボンドを担当していた横島亘が悪役のひとりを担当している。 

監督 マーティン・キャンベル
ダニエル・クレイグ(藤真秀)/エヴァ・グリーン(冬馬由美)/マッツ・ミケルセン(藤原啓治)/ジュディ・デンチ(沢田敏子)/ジェフリー・ライト(石田圭祐)/ジャンカルロ・ジャンニーニ(西村知道)/シモン・アブカリアン(横島亘)/カテリーナ・ムリーノ(山像かおり)/イェスパー・クリステンセン(大塚芳忠)

予告編↓
posted by 足ランティー脳 at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | タ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月28日

007/ダイ・アナザー・デイ

 いよいよシリーズも20作目の節目。記念作品としての超大作だが、ブロスナン最後の作品に。北朝鮮での任務中に捕虜になったボンドが、捕虜交換後に資格を剥奪される。汚名を注ぐため、単独で調査を進めると、謎の大富豪が衛星イカルスを使って世界制覇をもくろんでいることを知る。
 なにかと話題の北朝鮮が、遂に007に登場。でも大人の英国映画なので、将軍様も人格者に描かれている。遺伝子調整によって、東洋人から白人に肉体を新陳代謝させてゆくという驚きの展開や、地上を焼きつくす攻撃衛星、向こう側の景色を表面に転写して姿を見えにくくするステルス・ボンド・カーなど、SF色が濃く出ている。ちなみに、遺伝子調整により肌の色を変えるというのは、実際に研究されている。
 アクションは、冒頭のホバークラフトのチェイス、氷上でのカーチェイスがみどころ。撮影が凝りすぎて、逆にスピード感と迫力を殺いでいるのは残念。007映画としての仕上がりは、可でも不可でもなくといったところ。
 劇場公開時、クライマックスで衛星イカルスが38度線を焼くの見て韓国の観客が激怒したという記事が出たが、これは正確ではない。韓国では38度線を焼くシーンは拍手喝采で、その後ボンドとジンクスが韓国の神聖な寺院の中でラブシーンを演じるところで顔面蒼白になって怒ったということだ。これは当然。日本でも同じことされたら怒るもん。
 テレビ吹き替えは、キャスティングが正直微妙。ボンド以外はDVD版のほうが面白い配役になっている。T・スティーブンスが文学座の今井朋彦(「消臭プラグ」の殿様)だったり、M・マドセンがFIXの立木文彦だったりね。

監督 リー・タマホリ
ピアース・ブロスナン(田中秀行)/ハリー・ベリー(安藤麻吹)/トビー・スティーヴンス(木下浩之)/ロザムンド・パイク(石塚理恵)/リック・ユーン(池田秀一)/ジュディ・デンチ(沢田敏子)/ジョン・クリーズ(塚田正昭)/マイケル・マドセン(諸角憲一)/ウィル・ユン・リー(平田広明)/ケネス・ツァン(松井範雄)

予告編↓
posted by 足ランティー脳 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。