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2012年01月27日

007/ワールド・イズ・ノット・イナフ

 シリーズ第19弾。頭に弾丸がめり込んだため痛覚のなくなったテロリストが、東西につながる石油パイプラインを、恐るべき手段で破壊しようとする。ボンドは彼らを追うが、真の黒幕は意外な人物だった、という007シリーズとしてはちょっと毛色の変わった一本。
 本作から脚本陣が変わり、ストーリーをひねっているが、ひねりすぎてすっきり展開しない結果に。アクションもいろいろと工夫を凝らそうという努力は分かるが、冒頭の単純なボートチェイスが一番良くできたアクションという結果に。パラグライダーのスキー軍団は少し面白かったんだけどね… ボンド映画としては、もう少し盛り上がる見せ場を盛り込んで欲しかった。
 敵役のテロリストが無痛症という設定なのに、それがほとんど活かされていない展開はいかがなものか。しかも最後のボンドとの対決が盛り下がりまくり。迫力も無く、女の尻に敷かれて、シリーズ中で最も情けない悪役だ(トホホ…)。すっかり迫力美女になったS・マルソーと、『ゴールデンアイ』での役柄で再登場したR・コルトレーンは良かったが。
 吹き替え版では、最弱悪役のR・カーライルは古川登志夫の硬質な演技によって、かなり救われている。R・コルトレーンが「心理探偵フィッツ」と同じ玄田哲章なのはGOOD。

監督 マイケル・アプテッド
ピアース・ブロスナン(田中秀行)/ソフィー・マルソー(佐々木優子)/ロバート・カーライル(古川登志夫)/デニース・リチャーズ(佐藤あかり)/ロビー・コルトレーン(玄田哲章)/ジュディ・デンチ(沢田敏子)/デスモンド・リュウェリン(北村弘一)/ジョン・クリーズ(塚田正昭)

予告編↓
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2012年01月26日

007/トゥモロー・ネバー・ダイ:日曜洋画劇場版

 「日曜洋画劇場」でのブロスナン=ボンドのFIX田中秀行で録音されたバージョン。J・デンチも本作以降は沢田敏子に定まる。悪役プライスを羽佐間道夫が担当し、ケレン味たっぷりに演じている。ドクター・カウフマン役のV・スキャヴェリを千田光男が担当し、おかしさと不気味さを併せ持つキャラに昇華させている点も注目。

監督 ロジャー・スポティスウッド
ピアース・ブロスナン(田中秀行)/ジョナサン・プライス(羽佐間道夫)/ミシェル・ヨー(深見梨加)/テリー・ハッチャー(渡辺美佐)/リッキー・ジェイ(辻親八)/ゲッツ・オットー(中田和宏)/ジュディ・デンチ(沢田敏子)/デスモンド・リュウェリン(北村弘一)/ヴィンセント・スキャヴェリ(千田光男)/ジョー・ドン・ベイカー(池田勝)

PSのゲームデモ。ポリゴンがかなりツラい(笑)↓
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2012年01月25日

007/トゥモロー・ネバー・ダイ:初回放送版

 前作の作風がいろいろと問題ありと判断したのか、本作はボンド映画本来のアクション中心の作り。『ユア・アイズ・オンリー』並に上映時間の半分弱がアクションというボリューム。世界的スクープを捏造し、情報操作で巨利を得ようとするメディア王とボンドが対決する。
 悪役が、昔のボンド映画のような誇大妄想狂の富豪に戻っているのは嬉しいが、説得力に欠くのが難。アクションをメインに据えすぎて、ストーリーが薄いのも物足りない。が、アクションは過去のボンド映画のように、トリック・プレイの精神を取り戻していて、ブロスナン=ボンド作品では一番優れている。アバンタイトルの戦闘機での対決での決着のつけ方は、爆笑ものかつ理にかなっていて素晴らしい。ベトナムの密集する民家をすりぬけるバイク・チェイスもスリリング(このアクションは、『ナイト・アンド・デイ』でまんまパクられていた)。さらにバイクを切り刻もうとヘリがプロペラを地面に対して斜めにし、巨大芝刈り機と化して追ってくるアイディアも◎(これは『28週後』で感染者を切り刻むシーンでまんまパクられていた)。考えられる変化球をこれでもかとアクションに盛り込む、本来の“007スピリッツ”が本作にはある。
 デヴィッド・アーノルドのスコアは、全盛期のジョン・バリーを思わせる。あまりにも007の世界観を理解しているので驚いたが、彼は子供の頃から007の熱烈なファンということなので納得。彼の作曲したエンディング・テーマも、ちょっと『ゴールドフィンガー』っぽくてニヤリとさせられる。逆に、シェリル・クロウの主題歌はいまひとつ。アクション大作を彷彿とさせるイントロは良いのに、歌が始まると月並みなブルースに。イントロだけサンバで歌は演歌調になる「焼き鳥サンバ」を思い出した(笑)。
 初放送はフジの「ゴールデン洋画劇場」で、吹き替えは他局のキャスティングを無視。ブロスナン=江原正士という斜め上。ところが、聞いてみると驚くほど違和感が無い。むしろ、悪役のJ・プライス=小川真司のほうが問題か。また過去ボンドが悪役になっちゃってる(涙)。VHS版でプライスを演じた谷口節が、手下の殺し屋に格下げも(笑)。

監督 ロジャー・スポティスウッド
ピアース・ブロスナン(江原正士)/ジョナサン・プライス(小川真司)/ミシェル・ヨー(佐々木優子)/テリー・ハッチャー(田中敦子)/リッキー・ジェイ(宝亀克寿)/ゲッツ・オットー(谷口節)/ジュディ・デンチ(谷育子)/デスモンド・リュウェリン(北村弘一)/ヴィンセント・スキャヴェリ(青野武)/ジョー・ドン・ベイカー(内海賢二)

予告編↓
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2012年01月24日

007/ゴールデンアイ

 訴訟問題で6年間のブランクの後、過去ボンド役候補にあがっていたピアース・ブロスナンを迎えて制作された第17作目。監督には「特捜班CI☆5」で鳴らしたM・キャンベルが大抜擢。本作以降は、「マスク・オブ・ゾロ」や「バーティカル・リミット」などハリウッド大作に進出する。“ゴールデンアイ”と呼ばれる衛星システムをめぐり、ロシアの謎の犯罪組織“ヤヌス”とボンドが死闘を繰り広げる。
 かつての同僚006がヤヌスのボスになっていたり、Mが女性に代わったりと、小ネタも散りばめながら「新たなボンド」を目指した姿勢は評価できる。キャンベルの演出による、フラッシュ映像のようなスピーティなアクションはこれまでの007映画とは異なるタイプだが、その手法は「特捜班CI☆5」で既に完成されていたものの使いまわしで、特に目新しさは無い。ボンド本来の持ち味である“トリック・プレイ”も皆無で、007らしさに欠く。これじゃあ、ボンドが動きがすばやいだけの筋肉バカに見えてしまうよ…
 脚本にも、いろいろと問題あり。“ゴールデンアイ”の設定は『暴走特急』の軍事衛星のハッキングの二番煎じにしか見えん。アバンタイトルの脱出アクションで、落下するセスナに向かってボンドがパラシュート無しでダイブして乗り込むし(涙)。だから、ボンドは「無理」はしないんだってば!! 死んだら女王陛下にお仕えできなくなるので、ボンドは命を粗末にはしないはず。このアバンでテンション下がりまくり。敵の基地に乗り込む前に、海岸でたたずんで自分の存在意義に疑問を投げかけるボンドも、一番見たくない姿。「お前の存在意義は、女王陛下の犬であることだ!」と拳で語ってやりたくなった。こういったドラマもあって良いと思うが、必要以上にウェットに描いているのがマズい。さらりと流してこそ、逆にボンドの孤独感や使命感が映えるというもの。
 アクションは工夫と連続性がもっと欲しい。テーマ曲の直後のカーチェイスも、ただのスピード狂なだけだし、その後のゴールデンアイが奪われるまでのダラダラとした展開もつらい。殺し屋オナトップとの対決もマヌケだし、クライマックスの秘密基地でのアクションも、スピード感はあるのにメリハリに欠くという奇妙な結果に… 結局、中盤の戦車アクションのみ007らしい。
 映画を盛り下げるのに貢献しているのが、エリック・セラのBGM。なぜ起用したのか理解に苦しむ。007イズムへの理解もないし、曲もメチャクチャ。セラ自身が歌うエンディングの曲に至っては絶句。シリーズ中で最悪のサントラだな。
 吹き替え版では、クールなブロスナンに田中秀行はぴったんこ。S・ビーンもFIXの磯部勉でありがたい。VHS版(DVDにも収録)だと、ビーン=小川真司で、前作までボンド役だった小川が悪役にまわっている居心地の悪さがあったので、ありがたい配役だった。

監督 マーティン・キャンベル
ピアース・ブロスナン(田中秀行)/ショーン・ビーン(磯部勉)/イザベラ・スコルプコ(日野由利加)/ファムケ・ヤンセン(小山茉美)/ジョー・ドン・ベイカー(島香裕)/チェッキー・カリョ(糸博)/ゴットフリード・ジョン(金尾哲夫)/アラン・カミング(牛山茂)/デスモンド・リュウェリン(田口昂)/ジュディ・デンチ(森田育代)

予告編↓
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2012年01月23日

007/消されたライセンス:VHS版吹き替え

 レンタルビデオ業界に斜陽の陰がさしはじめた頃、ワーナー・ホームビデオからリリースされた本作で、007シリーズ初のビデオ用吹き替え版が制作された。ダルトン=ボンドは、田中秀行。後にテレビ版吹き替えで、ピアース・ブロスナンを担当することを思えば、運命的なものを感じる。
 が、野性味が残る風貌のダルトンに、田中秀行の声はちょっと上品すぎる。ブロスナンならぴったりなのだが… ダヴィの若本規夫は完璧。K・ローウェル=勝生真沙子は、テレビ放送の初回版でも続投。贅沢なのは、『リビング・デイライツ』の日曜洋画劇場版でダルトンを担当した鈴置洋孝が、まだペーペーだったころのベニチオ・デル・トロをアテている点。
 本吹き替えで最も問題なのは、007を「ゼロゼロセブン」と読ませている点。これは絶対ありえない。翻訳・演出家には007愛は無かったようだ。

監督 ジョン・グレン
ティモシー・ダルトン(田中秀行)/キャリー・ローウェル(勝生真沙子)/ロバート・ダヴィ(若本規夫)/タリサ・ソト(伊倉一恵)/アンソニー・ザーブ(沢木郁也)/エヴェレット・マッギル(戸谷浩次)/デスモンド・リュウェリン(槐柳二)/デヴィッド・ヘディソン(大滝進矢)/ベニチオ・デル・トロ(鈴置洋孝)/ドン・ストロード(戸谷浩次)/ウェイン・ニュートン(飯塚昭三)/アンソニー・スターク(松本保典)

メイキングの一部↓
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2012年01月22日

007/消されたライセンス:日曜洋画劇場版

 またまた日曜洋画劇場でキャスト一新による新録。前作をダルトン=鈴置洋孝で収録しながら、なぜか山寺宏一にばとん・タッチしているのが不思議。R・ダヴィは初回放送版と同じく麦人が担当しているが、日曜洋画のダヴィは若本規夫がFIXじゃなかったっけ?
 山寺=ダルトンは、カッコ良く演じようという気負いが目立ってしまい、ボンド声優としてはいまひとつ。他のキャスティングは無難な配役。A・ザーブの有本欽隆が、さすがベテランの迫力で目立っていたくらい。

監督 ジョン・グレン
ティモシー・ダルトン(山寺宏一)/キャリー・ローウェル(田中敦子)/ロバート・ダヴィ(麦人)/タリサ・ソト(金野恵子)/アンソニー・ザーブ(有本欽隆)/エヴェレット・マッギル(水野龍司)/デスモンド・リュウェリン(田口昂)/デヴィッド・ヘディソン(仲野裕)/ベニチオ・デル・トロ(成田剣)/ドン・ストロード(中田和宏)/ウェイン・ニュートン(石塚運昇)/アンソニー・スターク(平田広明)

主題歌↓
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2012年01月21日

007/消されたライセンス:初回放送版

 TBSの洋画劇場は前作『リビング・デイライツ』が最終回。本作は、正月明けの土曜の午後に、TBSで2時間半枠でいきなり放送された。ボンドの親友フェリックス・ライターに瀕死の重傷を負わせた麻薬王を、ボンドが私怨で追い詰める。
 殺しのライセンスを剥奪されたボンドが、私人の立場で動く姿はもはやスパイ映画ではなく、シリーズ中で一番の異色作となった。全編シリアス・ムードで、笑いも少なめ。バイオレンス描写も、シリーズ一だろう。作風としては、『リーサル・ウェポン』の超大作版といった感じ。
 とはいえ、そこはイギリス映画。ボンドは直接手を下さずに、麻薬王を巧みに疑心暗鬼に追い込み、仲間割れで自滅させる作戦。頭を使ったコン・ゲームが非常に面白く仕上がっている。そのおかげで、アクションは控えめながら、ストーリーの面白さでぐいぐい引っ張ってゆく。
 麻薬を溶かしたガソリンを積んだタンクローリーでの壮絶カーチェイスが、本編最大の見せ場にしてクライマックス。タンクローリーの片輪走行やウイリーなど、珍しいアクションが楽しめる。ちなみに、タンクローリーにしがみ付くボンドを、悪党サンチェスがマシンガンで撃つと、兆弾の音が「ジェームズ・ボンドのテーマ」を奏でるというお遊びも楽しい。
 吹き替え版は、ダルトン=小川真司は板について安心感十分。K・ローウェルの勝生真沙子は、前作からの続投。A・ザーブを担当する青野武の小憎らしい演技もすばらしい(本当に器用な人だ。はやく復帰して欲しい)。

監督 ジョン・グレン
ティモシー・ダルトン(小川真司)/キャリー・ローウェル(勝生真沙子)/ロバート・ダヴィ(麦人)/タリサ・ソト(渡辺美佐)/アンソニー・ザーブ(青野武)/エヴェレット・マッギル(谷口節)/デスモンド・リュウェリン(北村弘一)/デヴィッド・ヘディソン(納谷六朗)/ベニチオ・デル・トロ(古田信幸)/ドン・ストロード(辻親八)/ウェイン・ニュートン(西村知道)/アンソニー・スターク(堀内賢雄)

予告編↓
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2012年01月20日

007/リビング・デイライツ:テレビ朝日「日曜洋画劇場」版

 日曜洋画劇場で、吹き替えキャストを一新して制作されたバージョン。初回は15分プラスの拡大枠で、正味105分程度。
 ダルトンは鈴置洋孝で、抑えた低音ボイスでカッコイイのだが、ボンド特有の軽さとユーモアに欠く。こちらはTBS版の小川真司に軍配があがりそうだ。同じくJ・D・ベイカーの玄田哲章も、演技が真面目すぎるかな。J・クラッベの江原正士は、軽いノリのときと悪事をたくらむときの演じ分けがはっきりしていて、完全なコメディ・リリーフだった羽佐間道夫よりは、ワル度が上になっている。

監督 ジョン・グレン
ティモシー・ダルトン(鈴置洋孝)/マリアム・ダボ(深見梨加)/ジェローン・クラッベ(江原正士)/ジョー・ドン・ベイカー(玄田哲章)/ジョン・リス=デイヴィス(有本欽隆)/アート・マリック(小杉十郎太)/アンドレアス・ウィズニュースキー(諸角憲一)/デスモンド・リュウェリン(田口昂)/ロバート・ブラウン(大木民夫)

映像の抜粋↓
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2012年01月19日

007/リビング・デイライツ:初回放送TBS版

 T・ダルトンを新ボンドに迎え、心機一転の第15作。ボンドを利用して邪魔なソ連の将軍を暗殺しようとする武器証人とロシア軍人の計略を、ボンドが返り討ちにする。
 ボンドが若返ったぶん、アクションも軽快に。積荷のニトロを爆発させながらカー・スタントを繰り広げるアバンタイトルから滑り出しは好調。雪山でのボンド・カーによる追いかけっこ、クライマックスの砂漠でのおおがかりなモブ・アクション、空輸機から網でぶらさがっての対決など、大作感あふれる、007映画らしいアクションが十二分に盛り込まれている。さらに、ボンド以外の下っ端の諜報員や、刑務所看守まで、体を張ったアクションをみせる。本作は、ボンド以外の登場人物もやたらアクションする、“ノン・ストップ”アクション・ムービーなのだ。前半は、ドラマをきっちり見せるために、ややモタつくが、後半はアクションの連続という印象。ジョン・バリーのBGMも手伝って盛り上がる。
 吹き替え版では、ダルトンを小川真司が担当。彼はマイケル・ダグラスのFIXとしてお馴染みだが、『フラッシュ・ゴードン』の新録や、『ブレンダ・スター』などで過去にダルトンをアテていた。本作が劇場公開になったとき、「ハッピー・アニバーサリー007」がTBSで昼間に放送され、そのときチラっと喋るダルトン=ボンドを小川がアテていたので、もしや…と思ったら、その通りになった。J・クラッベを腹黒い軽さで演じる羽佐間道夫にも注目。

監督 ジョン・グレン
ティモシー・ダルトン(小川真司)/マリアム・ダボ(勝生真沙子)/ジェローン・クラッベ(羽佐間道夫)/ジョー・ドン・ベイカー(内海賢二)/ジョン・リス=デイヴィス(飯塚昭三)/アート・マリック(石丸博也)/アンドレアス・ウィズニュースキー(中田和宏)/デスモンド・リュウェリン(北村弘一)/ロバート・ブラウン(石森達幸)/ジョン・テリー(大塚芳忠)

予告編↓
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2012年01月18日

007/美しき獲物たち

 R・ムーア最後のボンド。当時58歳で、諜報員としても現役引退の頃合。というわけで、公開当時シリーズ最後の作品と噂もされた。シリコンバレーの壊滅をもくろむ富豪に、ボンド老体にムチを打って挑む。
 全編を通して、特に印象に残るアクションはない。アバンタイトルのスキーアクションは、ところどころで流れが切れてしまうので、リズム感に欠く。消防車のカーチェイスも、ボンド得意の頭を使ったトリック・プレイなどを盛り込んで欲しかった。ラストの金門橋での格闘がちょっと面白いくらい。が、このシーンでは前作同様、一介の女性を救うためにボンドが決死の行動を取る。ボンドらしくないからもう止めなさいってば… 
  ストーリーは、ムーア=ボンドものでは最もゆったりと進む。往年のハリウッド大作のように、細部に気を配っている点は良いが、当時としてはちょっとテンポが悪い。後年、内容を理解したうえで繰り返し観るには味があって良いのだが… ボンドのロートルっぷりも目立ち、『黄金銃』と同じくらいツラい扱い。引退もやむを得ず、と思わせるつくりだが、製作側が意図的にやっているような気もする。ジョン・バリーのBGMは、ムーア有終の美を彩るべく、シリーズ中でも屈指の傑作。
 制作当時、デュラン・デュランがプロデューサーのブロッコリに「そろそろ007シリーズに新しい音楽が必要だと思いませんか」と囁いて、主題歌をゲットしたという噂があったが、ボンド・ファンには噴飯もの。シリーズは、その時代で常に新しい主題歌に挑んできたのを知らんのかね。ブロッコリは面白がって起用したというが、この噂が実話なら、死ぬまで赤面ものだ。

監督 ジョン・グレン
ロジャー・ムーア(広川太一郎)/クリストファー・ウォーケン(野沢那智)/タニア・ロバーツ(勝生真沙子)/グレイス・ジョーンズ(山田栄子)/パトリック・マクニー(川久保潔)/ウィロビー・グレイ(大木民夫)/パトリック・ボーショー(有本欽隆)/デスモンド・リュウェリン(北村弘一)/ロバート・ブラウン(藤本譲)

映像の抜粋↓
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